2005年に録音されたアルバムの久方ぶりの再発売。当時話題となったコンサートツアーでの曲目で構成されている。シューベルトからストラヴィンスキーまで、ロマン派から近代までの変遷がうかがえる。

国際的に活躍する女流ピアニスト、ソフィア・ヴァイヨンが弾くクララ・シューマンのピアノ作品集。何よりも音というものに執着し、ヴィルトゥオーゾ的な音楽を書き、優れたピアニストであったクララの作曲の妙技と繊細さを明らかにしている。

ショパンに影響を与えたアイルランドの作曲家フィールドのノクターン全曲録音。ショパンほど個性的でも情感に深く訴えるわけでもないが、心地よいひと時を送ることができる。初回限定盤でボーナスDVDが付属。

ショパンに影響を与えたアイルランドの作曲家フィールドのノクターン全曲録音。ショパンほど個性的でも情感に深く訴えるわけでもないが、心地よいひと時を送ることができる。本作は通常盤CD。

ベートーヴェンのソナタは、86年に録音した第5番と第9番しかなく、2022年に演奏活動60周年、2023年には傘寿を迎えた前橋によって、満を持してのソナタ全集を制作。マルディロシアンとの練り上げた演奏が繰り広げられている。

多くの国際コンクールで優勝し、着実にキャリアを積んできた、ドゥエニャスのパガニーニから現代までのカプリースを集めるという興味深いアルバムだ。ドゥエニャスの音楽性とテクニックが存分に発揮されている。