『B.L.T.』誌での連載「完全在宅主義者」やTBSラジオ『ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル』への2度にわたるゲスト出演を通じて独自のアイドル論するなど、ロック界きってのアイドル識者として知られる
Base Ball Bearのギター&ヴォーカル小出祐介さん。今回の特別企画では全国津々浦々のアイドル現場に足を運び、インディーズ・アイドルの音源を日々蒐集し続けるライター南波一海さんをナヴィゲーターにオススメの音源を聴いてもらいました♪
――今回は、CDショップで流通してない音源をいっぱい持ってきたんです。聴きながら意見を言おうっていうだけの企画です。
「いいですね。嬉しいです」
――では早速いきましょう。まずは危ない女の子シスターズです。
♪危ない女の子シスターズ
「Actress」 ――インディーズシーンはとにかく“オイ! オイ!”って打てればいいみたいなところがちょっとあって、4つ打ちのビートが多かったりするんですけど、そこから逃れようとしている曲です。
「これは高速
SMAPですね。アレンジがかっこいい。急に思い出したように言いますけど、地方とか地下アイドルのディレクターさんに一個提言したいことがあるんです。歌録りはちゃんとやった方がいいですよ、と」
――あはは。気になりますか。
「たとえば
Tomato'n Pineが良いのは、やっぱり歌が良いからなんですよ。玉井(健二)さんの歌録りスキルがめちゃめちゃ高い。滑舌だったり、発声だったり、フレーズのニュアンスだったりとか、ディテールに神様が宿るというか」
――歌を直さないことに関していかがですか?
「直さないんだったら、ヘタウマなりに良いテイクを選ぶ必要はあると思います。音楽的な気持ちよさを損ねちゃったら勿体ないですよね。この曲で言ったら、ピッチは良いから、少しタイミングをレイドバックさせればより良くなると思うんです」
――でも、そこがまた味なので良かったりもするんですよね。では、せっかくなので歌が強烈なのを聴いてみましょうか。Pock∞tっていうグループです。
「パッケージからもやばさをヒシヒシと感じる(笑)」
♪ Pock∞t
「全力!笑顔!宣言!」 (曲を聴いて)
「この音像はマジ、カルチャーショックです(笑)」
――ラインじゃなくてエアーで録ってるんじゃないかという。
「携帯のボイスメモで録音したような(笑)。これ凄いですね! いや、衝撃だなぁ。ここまで行かれたら逆に何も言えない(笑)」
――三人組なんですけど、一人で歌ったり二人で歌ったりするバージョンが入っていて、収録曲が全部同じ曲なんです。
「わははは。凄いなー!」
――CD-Rのシングルは大体1,000円くらいするんですけど、Base Ball Bearが1,600円で80分ぐらい収録された『THE CUT』を出されてるじゃないですか。需要と供給のバランスが違うとはいえ、コストパフォーマンスに大きな違いが(笑)。 「本当ですよ! これで1,000円だもんなぁ。悔しいな〜(笑)。いや、衝撃ですね」
――こんな感じで次々と聴いていきたいなと。
「いいですね。なかなか、こういう音源って聴けないですから」
♪ 苺☆シアター
「We are Strawberry Theater」 ――次はちょっとエビ中的なところがあるグループで。ジャケットは手書きなんです。 「やばいですね。ちょっと狂気を感じる……あれ? これ、ジャケというか紙ですね」
――メンバーが紙に好きに書いただけっていう。だから一枚一枚違うんですよ。
「今じゃインディーズ・バンドでもこれはやらないでしょ(笑)」
(曲が流れる)
♪ 苺☆シアター 「We are Strawberry Theater」
「ぽいなぁ(笑)」
――自己紹介ソングなんですけど、ラップの感じとか曲の展開がエビ中っぽくて。これを出してるレーベルが色彩RECORDSと言って、ちょっとダークなアイドルソングも出しているところなんです。これが苺☆シアターの1枚目で、レーベルと毛並が違ったので驚いたんですけど、2枚目で急に色彩RECORDSマナーに則った暗い曲になってしまったという(笑)。
「突然レーベル色が出て、暗くなった?」
――はい。でんぱ組.incもびっくりな、イジめられソングになるんです。歌い方も全然変わって。
♪ 苺☆シアター 「迷宮スクールライフ」
「あれ? 方向性、違い過ぎるでしょ!」
――急にマイナー調になって。
「でもこれは好き。僕は好きです」
――話を要約すると、学校でいじめられてた女の子がいて、お父さんが転勤になって転校するんですね。転校したらうまくやってやろうと思っていて、実際うまくいきそうで。ある日、引きこもっていた子がクラスに登校するんです。主人公はグループから外されるのがイヤだったから、その子に近づくのをやめておこうと思うんですけど、その子が自分のお母さんと同じ名前っていうのと、境遇が以前の自分と重なるところがあって、結局仲良くなるんです。そうしたら、ある日、お母さんが“ママがいじめられた時に仲良くしてくれた子の名前が、あなたの名前の由来なのよ”って告白するという。
「この歌詞を考えた人、ブッ飛んでますね! だからタイトルが〈迷宮スクールライフ〉なんですね。たしかに迷宮だ……」
――エビ中的なものから、急にこういう方向に振れてしまったグループです。
「ちょっと凄すぎますね。方向転換の度合いが」
――色彩RECORDSのStarmarieっていうグループは、人が死んで行くとか、交通事故で死んだ夫婦がやってるパン屋のことを歌ったりとかしてます。
「何ですか、それ!
藤子不二雄Aのブラックユーモアみたいな」
――まさにそういう感じの悲しい歌で。
「でも、こういうネガな方向ですけど、好きです。ただ、苺☆シアターって名前と内容がまったく一致しないですね(笑)。〈迷宮スクールライフ〉な狂気は感じました。これはこれで振り切ってていいですね」
――次はクルミクロニクルっていう大阪のアイドルのCD-Rです。この形で売ってるんですけど。
「この状態で売ってるんですか!」
♪ クルミクロニクル
「輝け空色少女」 「サイドチェインが……」
――そうなんです。EDMをやっていて。
「えげつないサイドチェインだな〜(笑)。でも、いいですね。声が良いですね」
――そうなんですよね。今はデモって感じで売ってるんですけど、ちゃんとすればポンと出ていきそうな感じがします。
「売り物はこれだけど(笑)。一番無骨だ」
――ジャケなし、不織布のみ(笑)。これはライヴ会場では1,000円です。
「無骨だけど、1,000円(笑)」
――通販では1,500円で、もしかしたらタワレコで売られるかもしれなくて。
「いろいろ考えさせられるな〜(笑)」
――少ないものだから、値段を安くするのも……っていう考えがあるみたいで。
「2,000円にしたらどうでしょうね。これで2,000円だったら“むしろ買いたい!”みたいな」
――思い切ってね(笑)。そういうことをやろうとしている感じも他と違って面白いなと思っていて。
「いや、面白いですね。たしかにこれは良いですね。曲も良いですけど、声が良い。アイドルって一人モノがなかなかないっていうのもあるけど、こういう素朴な声の子って意外とあんまりいないんですよね。みんなアイドル歌唱で。まぁ、曲がそうやって歌えって言っちゃってるから、そういうふうになっちゃう。でも、これぐらい素朴な声がいてもいいですよね」
――彼女はアイドルが好きで自分もなりましたという文脈から出てきた子じゃないんですよ。以前はコーラス部に入ってて、個性を出しちゃいけないっていう歌を習ってきた人で。だから変なクセがまったくないという。
「だからヴォーカル・エフェクトのノリが良いんでしょうね。しっかり歌い上げちゃうと、エフェクトのかかりが良くないんで、むしろ素朴に歌った方がしっかりかかってくるんですね」
――小出さんは音楽的に解説していただけるので面白いです(笑)。
「僕も楽しいです」
――次はFantaRhymeというグループです。LinQの制作をやっていたチームが新たに手がけた、ラップと歌のグループです。 「写真からして気合入ってますね」
♪ Fanta Rhyme
「Do The Study」 ――これは一枚目で、二枚目はもうちょっと歌寄りな感じです。この曲は長いラップ・パートがちゃんとあって、サビで大きなメロディが出てくるという、ある意味90'sマナーなオーソドックスな作りになっていて。
♪ Fanta Rhyme 「Do The Study」
「個人的な意見を言えば、大きなメロディなりに、もうちょっとフックが欲しいかなと思います。ラップのバースがすごくいいですね」
――彼女たちも飾り気のないヴォーカルがいいですよね。プロデュースを手掛けるeichiさんの仕事は本当に丁寧で、クオリティが高いと思います。三枚目のシングルもそろそろ出るみたいなのでそれも楽しみです。 「あれ? この人、有名ですよね。漢字だった人ですよね」
――はい、以前はグラビア・アイドルをやってました。Milky Pop Generationっていうレーベルが去年から始動して、カタログがすでに15枚ぐらいあって。
「これ、ラインナップがガチAV女優じゃないですか。
仁科百華、
沖田杏梨とか、ハマジム常連ですよ」
――AV女優専門レーベルで、全部曲がいいんです。
♪ ほしのあすか
「ハヤエベソ」 ――AV女優さんが歌を歌うと哀愁を帯びるというか、切ない気分になるという。
「わかります……なんだろう、この哀しい感じ。写真も哀しいですね」
――都会の喧騒に……みたいな。
「このレーベルは掘ってみたいなー」
――すごくいいですよ。全タイトルYouTubeで試聴できます。ただ、買いづらいですね。ホームページから買おうとすると、amazonのマーケットプレイスに飛びます。
「マーケットプレイス(笑)。でも、いいですね、面白いです。僕もAV産業興味があるんで(笑)」
――AV産業に興味が(笑)。
「仁科百華とか、もともとアニメ声の人だから良さそうですよね。ちょっと聴いてみよう。この取材、新しい発見があっていいですね」
――次は大ネタ系でいきましょう。おにごっ娘というグループです。
♪ おにごっ娘
「らんにんぐファイター」 ――ランニングって言うぐらいで、運動会で使われる音楽(クラシックの〈クシコス・ポスト〉や〈天国と地獄〉)がいたるところに引用されていて。
「これ、大丈夫なんですか(笑)?」
――版権的には使用可能ですよね(笑)。
「このジャケも凄くないですか。荒川土手かな? 天気悪っ!みたいな(笑)。撮影この日じゃなくて良かったんじゃないの(笑)? もうね、このジャケットで買いですね。曇り空の荒川」
――せめて撮った後に明るく処理するくらいできるだろうという(笑)。
「曇りを隠さない(笑)。〈らんにんぐファイター〉ってロゴはこんなに明るいのに、グレイバックで。いいですねー」
「あ、このユニットは知ってます」
♪ 浦安マリンエンジェルス
「We are チャリンコエンジェルス」 ――ご存知ですか! 自転車の安全キャンペーンをやる時に、“チャリンコエンジェルス”っていうユニット名に変わるんですね。頭にハンドルとベルがついて、腕と足にはタイヤがつきます(笑)。この曲がまたすごいんです。
♪ 浦安マリンエンジェルス 「We are チャリンコエンジェルス」
「(サビを聴いて)
ベートーヴェンですかい! これはもう、ランニングとかの文脈も関係ないじゃん(笑)。引用が豪快すぎますね!」
――そこを楽しむという。
「深すぎる(笑)。今日は上級者向けですもんね。いや凄いなー」
――ちょっとディープに行ってみようっていう企画ですので。続いては、わっふるだぼーです。
♪ わっふるだぼー
「ほら、たくさん!」 ――Finolia Facrtoryという、CD-Rをたくさん出しているレーベルのグループで。
「CD-R産業」
――ですね。カタログ量が半端ないです。曲を作ってる人はほぼ一人なんですけど、引き出しが多くて。この曲は、サビに行く前の“ぐるぐる回って”というところが面白い展開をします。
♪ わっふるだぼー 「ほら、たくさん!」
「(そのパートを聴きながら)なるほど、
W(ダブルユー)パターンですね。面白いですね。音楽はこういう工夫が大事ですから。“あー、ぐるぐるの曲ね”ってなるし。ただ、タイトルが〈ほら、たくさん!〉っていうのが(笑)。相当クレイジーですね」
――次はみきちゅとふぇのたすのMIYです。
♪ MIY
「好きかな好きかも」 ――ああ(笑)。でも、こっちの方が早いですね。
「そうか。〈でんでんぱっしょん〉と偶然被っちゃったことだけが不幸だ(笑)。でも、きっちり音楽的な素養を感じますね。ABCの組み方も上手い。構成がよくできてますね」
――構成が不思議なアイドルは、そこを愛でるみたいなところがあるんですけど。
「それを愛でる(笑)。たしかに不完全さを愛したいですね。でも、MIYはよくできてる」
――次はTAKENOKO▲です。
♪ TAKENOKO▲
「応援歌かかっ!」 ――歌詞でいちいち曲の解説をしていくんですよ。
♪ TAKENOKO▲ 「応援歌かかっ!」 (7m30s付近から)
「(“2番でわかるよ もうすぐサビだよ”の部分を聴きながら)うん! 分かる! でも、そういうことじゃないような気も……(笑)」
――メタ視点が入りすぎてるっていう(笑)。
「とんでもなくミニマルなメタ(笑)。TAKENOKO▲っていうユニット名もインパクトありますね。ジャージ着てるし」
――そうなんです、衣装もわかりやすい。名前も覚えやすいし、コミカルでかわいらしくて。この「応援歌かかっ!」ですが、途中で三三七拍子が入ります。
「誰もが知ってるギミックは使いやすいですよね」
――アイドルを“応援する”って言ったりするじゃないですか。その流れを汲んでなのか、アイドル側もファンも応援していて、フリでも三三七拍子が入ってます。
「応援団的なのを自分でやってるのか(笑)」
♪ BELLRING少女ハート
「サーカス&恋愛相談」 「ベルハー好きな人多いですね。最近推してるって人。ギターの音色だけでも一発でわかりますね」
――ホントそうですね。オルガンとかヴァイブもそうですけど、音色が凝ってますよね。
♪ BELLRING少女ハート 「サーカス&恋愛相談」
――退廃的な香りがしますよね。アルバムが出たら話題になるんじゃないかなと。
「でしょうね」
――といった感じで、駆け足で聴いていただきましたが、いかがでしたか?
「面白かったです。普段聴けないCD-R産業とかにも触れられて。ディグればディグるほどコアな世界は広がりますね」
――玉石混交ではあるんですけど。今日はわりとエクストリームなものばっかり持ってきたのですが、いかがでしたか?
「これぐらい尖がってくれてたら引っかかるからいいですよね。エアーで歌ってるやつとか、もう狂気でしかないもんね(笑)。苺☆シアター然り。あそこまでいくとちょっと文学の匂いを感じます。すごく良かったです」
――自分的には、95年くらいの日本のラップがいっぱい出てきた時の感じと重なるところがあるんですよ。
「それ、
宇多丸さんもまったく同じこと言ってました」
――ホントですか?
「この間喋ってたら、“今のこの空気感って、それこそ、さんぴんCAMPの頃のあの感じにすごい近いんだよね”って言っていて。でもなかなかここまで追えないですよね。僕も、年末の自分の連載でベストを決める時に、聴いていないやつをまとめて聴くんです。年間ベストを決めるとなると、やっぱりメジャーなものが占めるのはしょうがない。やっぱり音もそうだし、曲も言葉も、洗練のされ方が違うから。でも、CD-Rアイドルは……Rアイドルって言い方いいかもしれない(笑)。Rアイドルは、それと楽しみ方がちょっと違うから」
――スイッチ変えて楽しむというか。
「そうそう。これだけあるのであれば、分けなきゃいけないなと」
――それと、今は単純に点数が多いですよね。メジャーのものを追うだけでも追いきれないぐらいありますからね。
「そうなんですよね。もう、インディーズでもメジャーみたいな感じですもんね。体感として。コアな人たちは、Rアイドルを追わないとなんですね」
――ここから一握りだと思うんですけど出てくると思うんです。チャンスを掴む人たちが。
「クルミクロニクルとか、仕掛け方によっては全然出てくるんじゃないかな。うまくやってもらいたいですね」
遠藤 舞
「Today is The Day」
――小出さんもアイドリング!!!の遠藤 舞さんに曲を寄せたりされていますよね。遠藤さんの「Today is The Day」はピアノメインでっていうオファーがあって。 「そうなんです(笑)。でも、そこは要はアレンジの問題なので。曲は普通に作りました。あんまりアイドルの曲を作るつもりで書かなかったんです」
――アイドルとかはあまり考えず、普通に楽曲提供する感じで。
「はい。でも、歌う人が誰かっていうのは考えます。当て書きというか、ちゃんと本人が歌ってる画が見える曲を書くようにはしているので。まいぷるさんは、アイドルじゃないっていう売り方なんだと思うんですよ」
――すごく歌える方ですよね。
「そう、めちゃめちゃ歌える人なので、ソロだから歌える節回しみたいな方向に持っていきましたね」
Base Ball Bear
『THE CUT』
――Base Ball Bearの『THE CUT』に収録された「恋する感覚」は花澤香菜さんをフィーチャーしていますが、それもやはりシンガーを想定して書かれたのでしょうか。 「もちろん、こっちから声をかけているので。花澤さんが歌ったら良さそうだなっていうメロディだったり。あと言葉ですね。花澤さんが言ったら刺さりそうだな、その口で発音してもらいたいっていう言葉ですね」
――それを自分たちのバンドの作品でやるっていうのが、フォーマットとして自由過ぎやしないか、みたいな(笑)。
「そうですよね(笑)。だからもう、寸前ですよ。今回のミニ・アルバムは特に“どこからどこまでギターロックって言っていいか?”みたいな耐久実験というか。昔、『ガキ使』のコーナーで、喫茶店に行ってアイスコーヒーの言い方変えて注文して、“
欧陽菲菲”とか言ってちゃんと出てくるかどうかって実験があったじゃないですか。そういう感じなんです」
――キワキワなところを試そうみたいな。
「そうそう(笑)。もう、おれ歌ってないし、花澤さんと関根の曲になっちゃったけど、ギターロックって言えるのかっていう。だから形としては『アイアンヒーロー』みたいな感じになってますね(笑)。最初、迷ったんですけど。気を遣ったところでもあるんですけど、花澤さんのファンの人が男と歌ってるの聴いたら、嫌だろうなって」
――デュエットしてるのが?
「はい。で、おれもちょっとイヤだなと思ったんです。自分も花澤さんのファンっていうのもあるし、花澤さんの声で耳を満たしたいって思ったから。そこでおれが歌っちゃったら、後々聴くのも恥ずかしいなって(笑)。好きな声優さんと一緒に写真撮ってる自分の顔とか見たくないみたいな感じしちゃうかなと」
――ファン心理みたいな(笑)。そろそろ時間になってしまいました。今後もこういった企画をやらせてもらっていいですか?
「是非。こういうのいいですね(笑)」
――次回は小出さんのおススメも聴かせてください。ありがとうございました!