個性溢れる8人のメンバーによって構成されるガールズ・ユニット9nine(ナイン)。今後のブレイクが予想される彼女たちが待望の2ndアルバム『second 9』を発表! ポップでロックな今作について、Perfumeあ〜ちゃんの実妹・西脇彩華、おはガールとしても活躍していた下垣真香、ドラマ『役者魂』での好演で話題を呼んだ川島海荷の3人にメンバーを代表して元気いっぱいに語ってもらった。 ティーン雑誌のモデルや、映画、テレビ、CMなどで活躍する、個性溢れるメンバーによって構成される8人組ガールズ・ユニット9nine。昨年3月にアルバム
『first 9』でメジャー・デビューし、ストリート・ライヴなどの活動を通じ、グループとして着実に成長し続ける彼女たちが、約1年3ヶ月ぶりのニュー・アルバム『second 9』を完成させた。今回は、メンバーを代表して、西脇彩華、下垣真香、川島海荷の3人にロック色の強い新作について話を訊いてみた。
「前作は、ジャンルを絞らずいろんな楽曲にチャレンジしたけど、今回はロックって大きなテーマを作って、なおかついろんなイメージの曲を作っていったんです。基本はバンド・サウンドだけど、中には大人っぽい〈砂の城〉、ジャジーでカッコいい感じの〈恋花〉とか、今まで歌ったことのないような曲もあったり。あと1stは全員で歌ってたけど、今回はその曲に合った子が歌ってたり、メンバー1人1人の個性が、すごく出てますね。ジャケット写真も、自分に似合う色の服を着たり、好きなアクセサリーを付けたり、撮影も楽しかったなぁ」(西脇)
「『first 9』は、ジャケットも白黒のイメージでおしとやかな曲も多かったけど、今回のアルバムはカラフルな感じで、ロックっぽいワーッて勢いが詰まってます(笑)。かわいさだけじゃなく、カッコよさも感じてほしいです」(下垣)
「ロックだけどポップな曲も入ってて、メロディも歌詞もすごくいいんです。心を込めて歌っているので、喜怒哀楽を思いっきり出して楽しんでほしいな(笑)。今回のアルバムの合い言葉は、“ポップ・ロック!”です(笑)」(川島)
ハードなギターが炸裂する「awake」、空に向かって突き抜けていくようなポップ・チューン「sky」、60'sガール・ポップ・テイストの「漂流少女」、ハード・ポップで9nine初のラップも飛び出すシングル曲「Show TIME」など、バラエティ豊かな楽曲揃いの今作からは9nineのイキイキとした楽しさとカッコよさが伝わってくる。では、3人のフェイヴァリット・チューンは?
「〈sky〉は、元気で明るくて、聴くと楽しくなる、いい曲なので好きですね」(下垣)
「私も〈sky〉。インディ時代から歌ってて思い入れもあるし、ライヴでも一番盛り上がる曲なんです。あと〈恋花〉は、リード・ヴォーカルで歌わせてもらった曲で、すごく印象深いですね」(西脇)
「〈漂流少女〉は、おとなしめの曲で歌詞も深い意味があって好きなんです。あと〈sky〉をライヴで歌ったときに、“元気をもらった”ってアンケートをいただいたことがあって。歌って良かったなって思いました」(川島)
さて、9nineは、中学3年生から高校3年生までのリアルなティーンエイジ・グループだけに、可能性はまさに無限大。これからやりたいこともたくさんあるという。
「今後も地道にライヴを続けて、もっと自分たちのレベルを上げたいのはもちろんだし、いろんな人、同世代の子からも親近感を感じてもらえるグループになりたいです。あと、ワンマン・ライヴや全国ツアーとかやりたいね」
(西脇) 「大きいステージで歌いたい! あと9nineは、みんな話も面白いので、トーク番組がやりたいです(笑)」
(下垣) 「メンバーの
(三浦)萌が、携帯のムービーで映画を作るのが得意で、9nineのHPで萌監督のCMが見れるんです。そういう誰もやったことないことがやりたいな。それぞれが得意なものを発揮して、メンバー発のアイディアで動けるグループになりたいんです。アイドル・グループじゃなく、ガールズ・ユニットとして頑張っていきたいな」
(西脇) 「ホントいろんなことに挑戦したいね。曲も9nineのこともメンバーそれぞれのことも、もっと知ってもらって、楽しい私たちのありのままを見せていきたいです!」
(川島)取材・文/土屋恵介(2008年6月)