クラシックのピアニストとして、また映画の吹き替え演奏から俳優、テレビのバラエティ番組出演まで多岐にわたる活動を展開している清塚信也が、新譜をリリース。ひさしぶりのクラシック・アルバムで、J.S.バッハの『イギリス組曲』第3番、モーツァルトのピアノ・ソナタ第14番、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第14番「月光」に加え、ボーナス・トラックとして自作の「Etude No.1“Dessin”」(オリジナル曲)、「『シラノ・ド・ベルジュラック』〜愛のテーマ」(楽士として出演した舞台より)、「春よ、来い」(松任谷由実/フィギュアスケートのアイスショー「Fantasy on Ice 2018」でも話題)も収録している。
「これはアンコールとして聴いてください。〈Dessin〉は、ピアノを練習している人にエチュードとして楽しんで弾いていただければうれしいですね。今回のレコーディングはRed Bull Music Studios TokyoでヤマハCFXを使用して行なったのですが、すべてがとても快適で完璧で、楽しんでできました。ただし、このアルバムは僕にとってひとつの大きな挑戦です。有名な作品を並べることはせず、こんな曲があるから聴いてという感じで選曲したからです。僕のスローガンは、“退化でも進化でも変化することが大切”。停滞することがもっともよくないことで、つねに移動していることが重要。それをモットーに、これからも前進あるのみで進んでいきたいと思っています」