01.マジカル・ミステリー・ツアー Magical Mystery Tour Lennon-McCartney | 『サージェント・ペパーズ〜』の発売前にポールの呼びかけで制作が開始された同名テレビ用映画の主題歌。作者はもちろんポール。トランペットとポールのベースがクリアに。 |
02.フール・オン・ザ・ヒル The Fool On The Hill Lennon-McCartney | 地動説を唱えて処刑されたガリレオをヒントにポールが書いたと言われる曲。ジョージの生ギターがクリアな響きになり、ポールのヴォーカルも表情豊かになった。 |
03.フライング Flying Lennon-McCartney | オリジナル213曲のなかで唯一のインスト曲。もともと映画のBGM用に書かれた幻想的な曲。ジョンのメロトロンとリンゴのマラカスが目立って聞こえる。 |
04.ブルー・ジェイ・ウェイ Blue Jay Way Harrison | ジョージがLA滞在中に道に迷った心境を歌い込んだサイケデリックな曲。チェロとジョージのヴォーカルとリンゴのドラムがクリアになり、霧が晴れて視界が良好に。 |
05.ユア・マザー・シュッド・ノウ Your Mother Should Know Lennon-McCartney | ポールが書いた、郷愁を誘うヴォードヴィル調の曲。全体的に演奏の音が大きくなり、ポールのヴォーカルとベースとピアノやリンゴのドラムと3人のコーラスが力強くなった。 |
06.アイ・アム・ザ・ウォルラス I Am The Walrus Lennon-McCartney | ジョンにしか書けないナンセンスでサイケデリックな傑作。ジョンのヴォーカルが前面に出て目立つようになった。 |
07.ハロー・グッドバイ Hello, Goodbye Lennon-McCartney | イギリスでの16枚目のシングル曲。こちらはポールにしか作れないポップな傑作。「ユア・マザー・シュッド・ノウ」と同じくポールのヴォーカルとベースが力強くなった。 |
08.ストロベリー・フィールズ・フォーエバー Strawberry Fields Forever Lennon-McCartney | イギリスでの14枚目のシングル曲。ノスタルジックでサイケデリックなジョンの傑作。ジョンのメロトロンとリンゴのマラカス、それにチェロとハモンドオルガンがクリアに。 |
09.ペニー・レイン Penny Lane Lennon-McCartney | 「ストロベリー・フィールズ・フォーエヴァー」とのシングル両A面曲。故郷を題材にしたポールのポップ作。全体的に力強い音になった。間奏前のポールのハンドベルの響きもはっきり。 |
10.ベイビー・ユーアー・ア・リッチマン Baby You're A Rich Man Lennon-McCartney | ジョンとポールがそれぞれ作った曲をひとつに合わせた曲。ポールのピアノとジョージのエレキ・ギター、それに手拍子が目立つが、ポールのベースは印象度が弱くなっている。 |
11.愛こそはすべて All You Need Is Love Lennon-McCartney | 世界31ヵ国での衛星生中継番組のためにジョンが書いたメッセージ・ソング。ジョンのヴォーカルが前面に出て、もともとでかいポールのベースも目立ち、ストリングスもクリアに。 |
01.バック・イン・ザ・U.S.S.R. Back In The U.S.S.R. Lennon-McCartney | ポール作のロック・ナンバー。リンゴが一時脱退したため、ドラムはポールが担当。ポールのピアノの強いアタックがはっきり聞こえる。間奏前のポールの掛け声も力強く響く。 |
02.ディア・プルーデンス Dear Prudence Lennon-McCartney | ジョンが女優ミア・ファローの妹のことを歌った曲。この曲もドラムはポール。ポールのベースが目立つようになり、飾りで入るタンバリンもはっきり聞こえる。 |
03.グラス・オニオン Glass Onion Lennon-McCartney | ジョンが書いたサイケでぶっとい作品。全体的によりシャキッとした音になった。ジョージのタンバリンも際立っているが、ポールのベースはそれほど目立たなくなっている。 |
04.オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ Ob-La-Di, Ob-La-Da Lennon-McCartney | ポールがスカのリズムを取り入れて作ったポップな作品。手拍子がはっきりした音になり、ポールのベースもでかい。 |
05.ワイルド・ハニー・パイ Wild Honey Pie Lennon-McCartney | ポールが一人スタジオで即興で演奏した小品。ポールのパーカッションの音の響きが強くなり、残響がはっきり聞こえるようになった。 |
06.コンティニューイング・ストーリー・オブ・バンガロウ・ビル The Continuing Story Of Bungalow Bill Lennon-McCartney | ジョンがインドで書いた物語風の曲。オノ・ヨーコも参加している。ポールのベースがでかく、リンゴのドラムもはっきりした音に。ジョンの生ギターもやや鮮明になった印象だ。 |
07.ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス While My Guitar Gently Weeps Harrison | ビートルズ時代のジョージの代表曲。これはいいミックス。ジョージのヴォーカルが包み込むような音色になり、ジョージの生ギターとリンゴのパーカッションもかなり鮮明。 |
08.ハッピネス・イズ・ア・ウォーム・ガン Happiness Is A Warm Gun Lennon-McCartney | ジョンにしか作れないテンポ・チェンジの激しい曲。ジョンのヴォーカルが力強さを増し、ジョンのエレキ・ギターやポールのベースをはじめ、全体的に演奏もシャープになった。 |
09.マーサ・マイ・ディア Martha My Dear Lennon-McCartney | ポールが書いたバロック調のポップ・バラード。ポールのピアノの一音一音の粒立ちが良くなった。ポールのベースとドラム(ドラムはリンゴ?)もクリアに力強くなっている。 |
10.アイム・ソー・タイアード I'm So Tired Lennon-McCartney | ジョンがインドで書いた気だるい雰囲気のある曲。リンゴのドラムのアタックが強くなり、ジョージのエレキ・ギターもやや目立つようになった。 |
11.ブラックバード Blackbird Lennon-McCartney | ポールの代表的なアコースティック・ナンバー。ポールの生ギターの爪弾きがクリアになり、パーカッション系の音も明快に聞こえる。 |
12.ピッギーズ Piggies Harrison | ジョージが書いたバロック調のポップ・ナンバー。ジョージの生ギターとリンゴのタンバリンがかなりクリアになった。 |
13.ロッキー・ラックーン Rocky Raccoon Lennon-McCartney | ポールがインドでジョンとドノヴァンの助けを借りて書いたアコースティックな作品。ポールのベースとリンゴのスネアがはっきり聴き取れるようになった。 |
14.ドント・パス・ミー・バイ Don't Pass Me By Starkey | リンゴが初めて単独で書いたカントリー調の作品。全体的に重量感が増し、軽快な印象が少し弱まった。 |
15.ホワイ・ドント・ウィ・ドゥ・イット・イン・ザ・ロード Why Don't We Do It In The Road? Lennon-McCartney | ポールがほとんどの楽器を一人で演奏したハードな作品。手拍子の残響音が強くなり、ポールのピアノとベースもより力強さを増している。 |
16.アイ・ウィル I Will Lennon-McCartney | ポールならではのフォーク・バラード。ポールの“くちベース”がかなり生々しくなり、ジョンのパーカッション系の音も強くはっきりと響いている。 |
17.ジュリア Julia Lennon-McCartney | ジョンが母ジュリアとオノ・ヨーコへの思いをだぶらせて書いた曲。ジョン一人で録音した唯一の曲でもある。ジョンのヴォーカルの儚さが増している程度の違い。 |
01.バースデイ Birthday Lennon-McCartney | ポールが書いたストレートなロック・ナンバー。リンゴのドラムを中心に、さらにパワフルな音に。手拍子もビシバシはっきりと聞こえる。 |
02.ヤー・ブルース Yer Blues Lennon-McCartney | ジョンがインドで書いたブルース・ロック。ジョンの声の生々しさが増し、全体的にエネルギー50%、切実さ60%アップ。ジョンのエレキ・ギターとリンゴのスネアもさらに狂暴に。 |
03.マザー・ネイチャーズ・サン Mother Nature's Son Lennon-McCartney | ポールがインドで書いたフォーク調のバラード。ポールのヴォーカルに膨らみが出たほか、パーカッション系の音もくっきりと。 |
04.エヴリボディーズ・ゴット・サムシング・トゥ・ハイド・エクセプト・ミー・アンド・マイ・モンキー Everybody's Got Something To Hide Except Me And My Monkey Lennon-McCartney | ビートルズ・ナンバーの中で最も長い曲名をもつジョン作のハード・ロック。ジョンとジョージのエレキ・ギターやリンゴのマラカスをはじめ、全体的により強靭な音になった。 |
05.セクシー・セディー Sexy Sadie Lennon-McCartney | ジョンがマハリシ・マヘシ・ヨギに向けて書いた曲。コーラスに拡がりが出て、リンゴのドラムもさらに歯切れ良く響く。ポールのベースもやや目立つか。 |
06.ヘルター・スケルター Helter Skelter Lennon-McCartney | ヘヴィ・メタルの元祖ともいわれるポールの作品。リンゴのドラムの響きが強くなり、ジョンのベースを刻む姿も見えるほど臨場感が増している。 |
07.ロング・ロング・ロング Long, Long, Long Harrison | ジョージ作のメロディアスなワルツ。ジョージの生ギターとリンゴのドラムがよりクリアになり、膨らみのある音に。 |
08.レボリューション1 Revolution 1 Lennon-McCartney | シングル・ヴァージョンよりもテンポの遅いジャム・セッション風の作品。リンゴのドラムをはじめそれぞれの音がシャキッとした音になり、ゆったりした曲がやや硬めの印象に。 |
09.ハニー・パイ Honey Pie Lennon-McCartney | ポールお得意のヴォードヴィル調の作品。全体的にクリアになったほか、ジョージのベースがやや大きくなったという印象がある程度の違い。 |
10.サボイ・トラッフル Savoy Truffle Harrison | ブラスを大々的に導入したジョージの作品。ポールのベースがでかくなり、リンゴのドラムとブラスのメリハリがさらにつくようになった。 |
11.クライ・ベイビー・クライ Cry Baby Cry Lennon-McCartney | マザーグースの影響を感じさせるジョンの作品。ジョージ・マーティンのハーモニウムの音色がはっきりしたほか、ジョンの生ギター、リンゴのドラム、ポールのベースもクリアに。 |
12.レボリューション9 Revolution 9 Lennon-McCartney | ジョンとヨーコの共同作品でジョージが一部協力している。何を喋っているのか少し聴き取れるようになったような気がする(笑)。SEもクリアになったかも。 |
13.グッド・ナイト Good Night Lennon-McCartney | ジュリアンのためにジョンが書いた子守唄。ヴォーカルはリンゴ。リンゴの声がさらにまろやかになり、ストリングスもいきいきと響いている。低音の男性コーラスもよく聞こえる。 |