V6や
Negicco、
bump.yらアイドル・グループのプロデュースや、
SMAP、
花澤香菜、
南波志帆などへの楽曲提供で才能を遺憾なく発揮し、またベストセラーとなった『新しい「マイケル・ジャクソン」の教科書』をはじめ、今や日本の音楽シーンになくてはならない“ポップ語り”としても知られる、
西寺郷太。ともに
堂島孝平×A.C.E.に参加し、それぞれ
レキシ、
キリンジ、
土岐麻子、
佐野元春など多岐にわたるサポート・ワークで八面六臂の活躍をみせる小松シゲル、奥田健介の3人からなる
ノーナ・リーヴス。約4年ぶりのオリジナル・アルバム
『POP STATION』は、メンバー個々の充実した活動をフィード・バックしながら、もはや揺るぎないポップ・マエストロとしての仕事ぶりを細部にまで行き渡らせた快作だ。ここではバンドを代表して西寺郷太に、アルバム『POP STATION』の完成に至るまでを振り返ってもらいながら、彼が描く“ポップ・ミュージック”の理想型とは何かを探ってみたい──とことんカラフルでブリリアントなノーナのポップ・トレインに、さぁ飛び乗れ!
――オリジナル・アルバムとしては前作
『GO』から4年ぶりの作品となるわけですが、今回の『POP STATION』が完成するまでは、メンバー個々の活動が多忙を極めていましたよね。
「自分の本業というか、一番大事なものは、やっぱりノーナのアルバムを作ってリリースすることなんだっていうのは、以前からずっと思ってたことだったんですよね。だけど、たとえば自分が本を書いたり、ラジオに出て喋ったりすることも全部好きだし、必要なことだと思ってて」
――ラジオや本の影響もあってか、今やポップ・ミュージック界における論客の急先鋒みたいな位置に立つようになっていて。
「ただ、音楽をライターさんや評論家じゃない観点で語るっていうことは、世の中的にも絶対に必要なポジションだと思ってます。昔からの流れでいえば、
大瀧詠一さんだったり、
山下達郎さんだったり、
近田春夫さんだったり、
いとうせいこうさんもそうだと思うけど、自分でも音楽を作るからこそ言える視点っていうのがあるし、それを自分たちのような80、90年代育ちの世代でやるぞっていう気概は、ここ数年で高まりました。自分がサヴァイヴするだけじゃなくて、世の中に伝えないとっていう気持ちが強い。ただ待ってるだけだったら、若い世代に音楽は伝わっていかないですからね。佐野元春さんとお話ししたときも“音楽のバトンを次の世代に渡していかなきゃいけない”っておっしゃってたけど、僕もそういう意味ではバトンを渡す側になっているから、そういうことは最近よく考えてますね」
――そうした活動と並行して、郷太さん個人としてはV6やbump.y、Negiccoなどアイドル・グループのプロデュースを手がけたり、メンバーの奥田健介さん(ギター)と小松シゲルさん(ドラムス)も、それぞれが超売れっ子のセッション・ミュージシャンとして多忙に活動されていましたよね。
「そんな中で、ノーナとしてもカヴァー・アルバムを2枚出したりしたけど(
『Choice by NONA REEVES』、
『"CHOICE II" BY NONA REEVES』)、僕らのことを好きな人こそ“オリジナル・アルバムを待ってます”っていう声があったし、それがすごく積み重なってた。なんだかんだでこの4年間、ずっと頑張ってきたけど、こうしてオリジナル・アルバムが完成してみんなに聴かせられるものができたことで、自分の中でやっと腑に落ちたというか。自分のやりたいことが、すっきりしたという気分が大きいですね」
――そうして完成したアルバム『POP STATION』ですが、1曲目の「P-O-P-T-R-A-I-N」から、キラキラとした高揚感にあふれたポップスに、一気に心を持っていかれます。
「そこそこのベテランのアルバムのくせに、なかなかフレッシュやなあって(笑)」
――しかもこの曲は、ラジオっ子にとっては、めちゃくちゃ聴き馴染みのあるもので。
「最初はTBSラジオの『TOP5』という番組のテーマとして作っていて、それを元にして2曲ぐらいを合体させて作ったんです。〈P-O-P-T-R-A-I-N〉ってタイトルに、ひとつずつハイフンが入ってるのは、電車みたいに見えるかなと思って(笑)。メンバー三人バラバラに走ってたのが、ひとつの駅に集まってきて、そこにプログラミング冨田謙さん(キーボード、プログラミング)なんかも加わって、みんなで連結してひとつの列車として走り出すようなイメージ。そんな感じで作りはじめて、アルバム・タイトルも同じく〈P-O-P-T-R-A-I-N〉にしようと思ってたんですけど、レーベル側から『POP STATION』っていうほうが、むしろ大きな意味を持つんじゃないか?って話が出てきて。ノーナ・リーヴス自体がひとつの“STATION”だっていう。そこにはV6も通るし、花澤香菜さんも通るし、
一十三十一さんも土岐麻子さんも通るし、
ゴスペラーズも
レキシも
YUKIちゃんも、SMAPもNegiccoもbump.yも佐野元春さんも通る……みたいなね。変な話、ノーナの三人がもしも交通事故かなんかでいきなり一緒に死んだら、日本の音楽界が結構困るぞみたいな(笑)。毛細血管みたいに張り巡らされた地下鉄の路線図のように、三人が入り組んでいろんな仕事ができてるから。それに、音楽のスタイルとしても、和洋折衷な超J-POP的なものと超洋楽的なものの中間にある、本当に独特な立ち位置の(笑)、だけどすべてを網羅しているようなものができたと思うんですよね」
――モータウンを下敷きにした“イエロー・ソウル”的な仕上がりがユニークな「Weee Like It!!!」と、奥田さん作曲の英詞によるパワー・ポップ・チューン「Never Ever Let U Down」とアッパーな曲が続いて、4曲目に来るのが、セクシー&メロウなファンク「ECSTACY」。
「〈ECSTACY〉は、誰に頼まれたわけでもなく、子供の頃大好きだった
プリンスみたいな曲を作ろうと思って。それこそ〈The Ballad of Dorothy Parker〉的な。こういう曲でこういう歌詞でっていうので依頼されて曲を提供してきて、いい意味で結果が出せてきたと思うんですけど、ふと立ち止まった瞬間に、まったく自分ひとりでなにが一番好きなのかなって考えたときに、やっぱりこういう曲が出てきた。冒頭の3曲がみんなに向けて攻めてみた曲で、そこにこの〈ECSTACY〉が入ることでバランスがよくなりましたね」
――5曲目に収録された、一十三十一とのデュエットによる「GOLDEN CITY」は、ディズニー映画の主題歌になってもおかしくないぐらいの名バラードですね。
「一十三十一ちゃんのことは亡くなった昔からの友人の
biceが曲を書いてたこともあって、数年前からめっちゃファンやったんですよ。ウチの小松も同じように好きで、あいつと二人で飲んで酔いが回ってきたころには、“一十三十一ええわぁ” “むちゃよくない?”“うん、ええわぁ”って言い合いながら、1時間ぐらい飲んでたっていう(笑)。なかなかタイミングが合わなくて、実現するかわからなかったんですけど、メンバーも一十三十一ちゃんのスケジュールもなんとか調整できて、ギリギリでレコーディングできました。彼女とデュエットするなら、このところ渋谷系のリバイバルみたいなのがちょっと盛り上がってるけど、そうじゃないものに挑戦したかった。
EXILEや
倖田來未さんのような、この国の王道の音楽を聴いてる人が聴いても、普通にバラードとしていいと思えるような大きな歌を作りたいと思って書いたのが〈GOLDEN CITY〉。照れみたいなのを排除して、昔の歌謡曲みたいな、大人の、本気の歌詞にしたいなと思って、歌詞はあえて谷口尚久くんていうSMAPとかの曲を一緒に作ってる相棒に書いてもらって。J-POPに提供するぐらいのつもりで書いた歌詞を俺が歌うっていうコンセプトで作って」
――「GOLDEN CITY」は、バラード曲のわりに、ヴォーカルの掛け合いが細かく入れ替わるところも印象深いですよね。
「たしかにそうですね。デュエットだけど、意外と独特の場所にあるというか、声が移り変わることでスリリングさも感じられたりして。きっとそれは、V6とかNegiccoとか、掛け合いが次々に移り変わるようなヴォーカル・プロデュースを散々やって来たっていうのも影響してるのかも。たとえば〈休もう、ONCE MORE〉はメンバーそれぞれがリード・ヴォーカルを取ってるけど、いろんな人の声が出てくるのは楽しいじゃないですか。それに〈WEEKEND〉では
真城めぐみさんにも参加してもらってるんですけど、やっぱり声に力がある人を呼んでくるっていうのは大切だなって。ここ数年、メロディもリズムも言葉も使い古されて、もう新しい音楽なんか出てこないって言われて久しいですけど、でも、そこでアイドル音楽が流行ってるのは、やっぱり“声”なんですよね。声のパワーって、ひとつとして同じものはないですから」
――たしかに、今人気のあるアイドル・グループには、特徴的な“声”のキャラクターがいる場合が多いし、それがアイドル音楽の肝でもありますからね。そういう、声のパワーを引き出すディレクションに関しては、アイドルの楽曲を手がけたことで体得したところが大きい?
「そうですね。たとえばV6は歌割りとディレクションをずっとやってたんで、その中で特に
三宅健くんとか
森田剛くんのようなキャラメル・ヴォイスが良くって。オーケストラみたいなもので、フルートやピッコロもあれば、アルト・サックスや、コントラバスもあるってのが理想ですね。よく似た声の男の子が集まっただけだと、いまひとつ引っかかりに欠けるけど、ああいうキャッチーな声が入っただけで、がらっと印象が変わる。
リップスライムでいうと
PESさんみたいな、ちょっと高音でラップが入ってくるっていうのが、俺はやっぱ好きなんですよね(笑)。あと、ヴォーカルのレコーディングでちょっと失敗したり、声がかすれたりすると、やり直したくなることが多いんですけど、他の人のディレクションしてるときは、“そこが個性だし、素晴らしいんだから、直さなくてもいい”って言ってるんです。だけど、いざ自分のヴォーカル録りになると、どうしても完璧を求めがちになってしまってたんですね。〈Weee Like It!!!〉も、“♪昨日までの〜”ってフレーズは、ホントはもっと綺麗な高音が出るんですけど、録音したその日は、それまでにもたくさん歌いまくってたせいもあって、ハイトーンが綺麗に出てなくて、めっちゃシャウトした感じになってて。それが最初は嫌で、別の日に録り直させてくれって言ったら、冨田さんが“それだけは絶対にやめてくれ。あそこは、ライヴの郷太みたいな感じでいいんだよ”って指摘してくれて。それ言われて気付いて、ヴォーカルに関しては、冨田さんやメンバーの意見をかなり聞きましたね」
――そういった意識の変化が、曲作りにも影響していたり?
「ここ最近、一人で弾き語りをさせてもらうことも増えてきて。それまでは弾き語りって
TRICERATOPSの和田唱とか
ハナレグミの永積君とか堂島みたいな、ギターも普通のギタリスト以上にしっかり弾ける天才的な連中じゃなきゃやったらアカンのかなって思ってたんですけど、和田唱から“弾き語りって〈弾き〉〈語り〉だから、弾きはちょっとでいいんだよ。結局、歌とかしゃべりとか、声を出すことが弾き語りでは一番大事なんだから”って言われて。俺はシンプルなコード弾きで歌うだけですけど、それも昔のアイドルの子たちが“私、歌がヘタなんで”とか言ってるのに対して、いやいやそこがエエのに! って思うのと一緒なのかな、と。自分の能力を高く見せたいがゆえに、あえてギターを弾かない判断とか、いらんやんと。これまで完璧に出来るところだけみせてたけど、今回はその心境の変化で久々にギターで作った曲も多いですね。〈三年〉って曲は、去年広島で弾き語りのイヴェントに呼ばれたときに、新曲にトライしようって作ったもので。“メンバーに聴かせる前に、お客さんの前で試したいんです”って言って、ステージで歌って。終わってから、すごく評判よくて。DJの
ミズモトアキラさんも“郷太君、〈三年〉いいよー”、お客さんも“〈三年〉、最高でしたよ! 新しいアルバムに入るんですか?”って口々に言ってくれるんですけど、メンバーまだ聴いてない、みたいな(笑)。この曲は、最初に作ってから、一語一句歌詞も変えてないですね」
――そうなんですか? そういう感じの曲作りっていうのは、今まであまりなかった?
「そうですね、今まではなかったですね。昔、
小室哲哉さんが一番忙しいときに“忙しいときにしか、いいものができない。ヒマだと自分の作品を抱きしめすぎてしまう”っていうようなことを言っていて。俺はやっぱり抱きしめ癖がすごくあったんですよね。自分の曲のことを一番わかってるのは自分だって思いすぎてるフシがあったというか。それが『POP STATION』のテーマにもつながるんだけど、ポップスって別に作った人のことは関係ないというか、音楽的に独立してるものであって。今、いろんなことを同時進行でやってるが故に、刀の振りが鋭くなってる(笑)。ズバーンと斬って、即、次に行こう!みたいな。そのほうが、刀でもよく斬れるんですよね。ただ制作前半は、迷いましたね。たとえば、〈P-O-P-T-R-A-I-N〉〈Weee Like It!!!〉は最初から番組用に作ったものだったし、自分なりにこのアルバムで、みんなが喜んでできる曲だったと思うけど、それだけでは今まで自分の出してない極限のパワーを出すってところまではいけてないと思ったんですよね。そこで、どうしようと思っていた後半戦に〈三年〉とか〈GOLDEN CITY〉みたいな曲ができたのはうれしかったですね。今まで自分がやってきたことを、自分の音楽に取り入れてさらに大きくするような感じで、このアルバムの制作に挑めたのは大きかった」
――繰り返し聴かせてもらって、このアルバムは、とても今の時代にマッチした作品だと思いました。時代に呼ばれて生まれた、そんな印象を感じました。
「微風だけど(笑)、やっと風が吹いてきたなって感じはありますね。これをきっかけにリスタートして、曲もいっぱいできそうですしね。それこそ10年ぐらい前は、ホントどうしようかなって思ってた時期もあって。“俺のやることなすこと、全部ウケないわ”って悩んでた。俺は個人的に、それは
レディオヘッドが悪いと思ってるんですけど(笑)。
『OKコンピューター』が出たあたりから、俺の人生暗かったんですよ。いや、ホントに(笑)。それまではノーナも調子よかったんですけど、『OKコンピューター』が世界中を覆って、あれが教科書みたいな感じになってから、俺みたいなおしゃべりで陽気な、“めっちゃノッてます!”みたいな人間には逆風でしたね(笑)。だけど、今はうつむいてばっかりでもつまらない、楽しいものがいいじゃん! って時代になってきたのかな。どうせ誰もがいつかは死ぬんだし、悪いことだけ考えてガッカリしてる時間なんかもったいないよっていう。たぶん、今、ガッカリすることが世の中に多いんでしょうし、わざわざ音楽でそこを足さなくてもいいだろうみたいな感じなのかもしれない」
――うつむきがちな表現が多くの支持を集めていた時代っていうのは裏を返せば、まだその“うつむき加減”に没入して楽しめる余裕があったんでしょうね。だけど今は景気も悪いし、現実社会のほうがヘヴィだったりして、そうした余裕もなくなってきたというか。
「
マイケルが“Escape”って言葉をよく使ってたんですよね。“僕は、現実逃避のために音楽を作ってる”って。映画も、物語がスタートすれば、2時間は現実とかけ離れたところに連れてってくれる。音楽の力には、そういう部分もあると思うんです。僕なんかはまだ自由に動けるほうだけど、普通の暮らしの中で、毎日同じ場所から同じ場所に行ってる人にとっては、数千円のこのCDが、値段を超える喜びみたいなものを与えられるものになればと思うし。自分は過去の尊敬するアーティスト達のアルバムから本当に“生きる喜び”のようなものをもらいましたから。ちょっと楽しいことや面白いことがあるってことで、どれだけ人は喜べることかと思うし、潤いにもなりますからね。自分も受け手の立場だったら、そう思うし」
――ノーナが4年前にアルバムを出したときと、3.11を経て、2013年にアルバムを出した今を比べても、そこでポップ・ミュージックに求められるものって違いますよね。
「うん、全然違いますね」
――だから、アイドルもウケてるんだと思うし。
「“この人たちもがんばってるから、俺もがんばろう!”ってどこかで思えるって、すごく大事なことだと思うんです。
ももクロでもNegiccoでも、bump.yでもなんでもいいんですけど、アイドルを見ててやる気が出てくるっていうのは、実は今音楽業界で一番トレンドというか、大切なポイントかもしれないですね。とはいえよくよく考えれば、
エルヴィスだって
シナトラだって、マイケルだって、
ビートルズだって、
マイルス・デイヴィスだって、
ボブ・ディランだってアイドルですよ。俺だって、アイドルだと思うんですよ(笑)。ま、実際
Small Boysとかでアイドルしてますし、この話長くなりそうなんでやめますが(笑)、ともかく今の時代、多少のアイドル要素がないと、CDも出せないと思うし、人も集められないですもんね」
――みんな誰かにとってのアイドルである、と。
「ですよ。そういう意味でいうと、アイドル音楽とアイドルじゃない音楽って分け方自体がナンセンスっていうか。良いか悪いかしかないのにね。
光GENJIの曲でも
少年隊の曲でも、プロ中のプロが作ったもののクオリティの高さたるや。俺も、Negiccoの
〈愛のタワー・オブ・ラブ〉でケンカ腰じゃないけど、ああいう曲を作れたのは意味があったと思うんです。きっと、本人たちも最初は戸惑ったと思うんですけどね(笑)。『POP STATION』は、僕だけじゃなく3人のこの4年間のさまざまな活動が無駄なくフィードバックされた作品になったんで、あらゆる層の人に聴いてもらいたいんですよ」
取材・文/宮内健(2013年3月)
【イベント&ライヴ情報】
〈NONA REEVES presents WAW -We Are the World- 2013〉
3月31日(日)@SHIBUYA O-EAST / 問い合わせ:HOT STUFF PROMOTION 03-5720-9999
5月31日(金)@EBISU LIQUIDROOM / 問い合わせ:HOT STUFF PROMOTION 03-5720-9999
〈NONA REEVES 2013 POP STATION TOUR〉
3月27日(wed)@Billboard Live OSAKA / 問い合わせ:Billboard Live OSAKA 06-6342-7722
※ツアー初日 3月27日 大阪公演のみ入場者全員特典としてPOP STATIONスペシャルアナログ盤プレゼント!
6月4日(火)@名古屋CLUB QUATTRO / 問い合わせ:サンデーフォークプロモーション 052‐320‐9100
6月7日(金)@福岡BEAT STATION / 問い合わせ:BEA 092-712-4221
7月7日(日)@Billboard Live TOKYO / 問い合わせ:Billboard Live TOKYO 03-3405-1133