プログレやサイケ、カルトGSの香りを漂わせる音像と未成熟でキュートな歌声、堕天使かカラスかというような真っ黒な出で立ちから繰り広げるパフォーマンスで異彩を放つ5人組、
BELLRING少女ハート。遂に放たれた1stアルバム
『BedHead』は、2013年のアイドル・シーンを振り返った時に決して避けて通れない、重厚な作品となった。メンバーの仲野珠梨、朝倉みずほ、美月友華、宇佐美萌、ディレクターの田中紘治に話を聞いた。
――普段、自分たちの音源は聴きますか?
朝倉みずほ(以下、みずほ) 「たまにでーす」
――あはは。自分たちの曲はあまり好きじゃないっていう話をよくされてましたよね。最近はいかがですか?
美月友華(以下、友華) 「慣れたので結構好きです。アルバムは〈WIDE MIND〉と〈bedhead〉が新曲なんですけど、〈WIDE MIND〉が好きです。あ……〈bedhead〉も好きかも」
――宇佐美さんは自分で音源聴く方?
宇佐美萌(以下、萌) 「聴かない方です。最初にもらった時は聴くんですけど」
みずほ 「聴かなくなっていくよね」
萌 「そうそう。飽きちゃう。で、しばらくしてまた聴きたくなる」
――以前の曲を歌い直してるじゃないですか。最初にレコーディングしたのと違いがあると思うんですが、それに関してはいかがですか?
仲野珠梨(以下、珠梨) 「自分では歌い方が変わったとはあんまり思わないんですけど、音源を聴くと、雰囲気は違うのかなって思う」
みずほ 「自分は変わってないと思う。でも聴いたら、前と違う。“にゃんにゃん”とか」
――「ボクらのWednesday」の歌い出しですね。
珠梨 「“にゃんにゃん”って。“にゃんにゃん”めっちゃ主張された……。でも、優しい“にゃんにゃん”がカッコいい“にゃんにゃん”になってるよね」
――ライヴで何度もやってるから声が出るようになったんだと思うんですよ。
珠梨 「そうなのかも。私はライヴでマイクのヴォリュームを上げてもらう側だったんですよ。リハーサルで“声上げて”って言われてて。最近は言われなくなった」
――歌も踊りもものすごく上手になってますよね。それについてはどう思ってるのでしょうか。
みずほ 「なってますか?」
――去年の夏に初めて見た時は心配になるくらいでしたけど、今は他のグループより全然踊れてるなって思うこともありますよ。
珠梨 「ええ! 嘘!」
――本当にそう思います。友華さんはどう思う? すごく歌えるじゃないですか。
友華 「そんなことないです……。でも一番の初期のライヴ映像を比べると、〈the Edge of Goodbye〉の踊りとかは大きくなってるのかなって思う」
珠梨 「変わったってたまに言われたりするけど、自分で成長したっていうのはわからない」
――集客が増えていることについては?
友華 「新しく来てくれてる人は増えてるけど、いつも来てくれた人がいなくなってるから(笑)、わからないんですよ。把握できる人数が変わらないから増えてるかどうかわからない」
――アルバムで好きな曲は?
みずほ 「私は、ないです。前までは〈ボクらのWednesday〉は好きだったんだけど、途中から嫌いになりました。わかんないけど、好きな曲じゃなくなりました」
――途中から嫌いになるってことがあるんだ(笑)。
珠梨 「〈アイスクリーム〉が好きです。最初の出だしあるじゃないですか。あれがめっちゃ“おお!”ってなる。ライヴ(のセットリスト)に入ってると、この曲がスイッチオンになる。よく、オタさんが“名曲きたー!”みたいに言うじゃないですか。本当にそう言いたくなるような曲」
友華 「〈WIDE MIND〉。歌詞が『ジョージの冒険』だから、歌ってて楽しいんですよ。意味がわかりやすい。ベルハーの他の曲って、全然意味がないやつか、あってもすっごい深いからわからないんですよ。でもこの曲はあんまり深くないのかなって(笑)」
――嫌いな曲は?
萌 「〈ダーリン〉嫌い。踊るのが難しい」
珠梨 「わかる!!」
友華 「〈サーカス&恋愛相談〉のサビが好きじゃない。フリも疲れるし、声も出ない」
みずほ 「〈yOUらり〉が一番疲れ楽しい」
――サビは疲れそうですよね。みずほさん、自分の声は好き?
みずほ 「嫌い」
――それはなんで?
みずほ 「ガラガラだから」
――こんな声になりたいとかある?
みずほ 「ない」
――そっか(笑)。曲を聴き返す時は気になる?
みずほ 「気になる時と、気にならない時がある」
みずほ 「(頷く)」
――このまま続けるとしんどいなって思った?
みずほ 「ライヴは好きなんですけど、本番前とか当日の朝とかにイヤになるんですよ。それでお腹が痛くなる。で、田中(紘治)さんに全部言って、そうなりました」
――イヤになる理由はあった?
みずほ 「わかんない」
――その時、みんなはどう思ったんですか。みずほさんはいつもお腹痛そうにしていた?
萌 「うん」
みずほ 「嘘だー!」
田中 「自分がどういう状態か理解できてなくて。アイス不足なんじゃないかとか言ってて。アイスが主食みたいなところがあるので(笑)」
珠梨 「アイス食べてないから調子出ないんじゃないかってことになって、オタさんたちもそれで納得して。オタさんがライヴに持ってきてくれたこともあったね」
――でも、アイスを食べてもお腹痛いのが治らなかった。
田中 「話をよく聞いてると、“そこは胃だね、じゃあストレスだ”ってことになったんですよ」
――みずほさんはメンバーにあんまり相談しない?
みずほ 「うん。珠梨はもともと友達だったから、話すこともある」
珠梨 「お腹痛いっていうのは聞いてた。別に休むからどうとか思わないけど、(みずほは)休むのが決まったのなら頑張ろうって思った。その間に自分は成長しようと思った」
――友華さんは?
友華 「休むのを発表した日は、ちょうど熱を出してライヴに出られなくて。だから田中さんからメールで“みずほ休むから”って言われたんですよ。えっ、と思って返信したんですけど、全然返ってこなくて、理由がわからないままだった(笑)。そしたら急にTIRAちゃんも台湾に帰国することになって、突然3人になりました」
――大変だったんじゃないですか。
友華 「大変というか、3人で見せられるライヴをしようって思いました」
――お話を聞いていると、そのへんは淡々と受け入れてますよね。
珠梨 「活動が止まるなら“ええ!”ってなるけど、TIRAちゃんが台湾に行くのは決まったことだし、(みずほは)休んだ後に戻ってくるわけだから、頑張るしかないじゃないですか。そういうことです」
――グループ自体が休むっていう選択肢は?
珠梨 「なかったと思います。やるしかないし、逆に自分が一番目立てるチャンスじゃないですか」
――たしかに。それに、全員が揃わないで、いろいろな編成でライヴしてましたもんね。
萌 「二人でやったことあったし。立ち位置とか考え直すのも、歌割りが変わるのも、間違えちゃうこともあるけど楽しい。みずほが戻ってきて4人になった時も楽しかった。みずほが最初に復帰したライヴは、打ち合わせとか練習なしで20分前くらいにここはこうって決めてやったからバタバタで楽しくなかったけど(笑)。でもやっぱり、(編成が)変わるとライヴが新鮮になる」
――みずほさん、復帰してからお腹は痛くなくなりました?
みずほ 「(首をかしげる)」
――なることがあるんだ(笑)。
みずほ 「今はないです」
――楽しくやれてる?
みずほ 「多分(笑)。楽しいですよ」
――今は大丈夫ですか。楽しくない時は?
みずほ 「ありますよ。今日は楽しくないなって思う時」
――そういうふうになった時とかもそうですけど、グループでの話し合いはあるんですか? 例えば、みずはさんがこうだからこれからはこうしないとね、とか。
珠梨 「ない。ないからダメなところもあるけど、ないからやっていけるのかなって思う」
――グループとしてこうしていこうとかもない?
萌 「ディズニー行った時にしたよね。何話したっけ?」
友華 「次のライヴはこうしようみたいなの。すごい考えたよね」
みずほ 「待ち時間があるじゃないですか。そこで一回だけ話した」
――一回だけだ(笑)。それにしても、メンバーで一緒に遊びに行ったりするんですね。
萌 「一回だけ」
――それも一回だけ(笑)。なんで行くことになったの?
萌 「なんか、ディズニーに行きた過ぎて」
珠梨 「急に決まった。ノリで決まったんだよ」
萌 「前から行きたいねって言ってたんですけど、みんな最終的には決めないから、もえちが“行こう!”って言って。14時とか15時に決まって、アフター6で行ったんですよ」
友華 「ゆうが午前中授業で、もえちは学校が春休みで。たまたまみんな何もなかったんだよね」
――遊んだのもグループについて話したのも、その一回きり。
萌 「休みがないっていうのもあるかもしれない。土日はライヴだし、平日は学校だし。私はアルバイターなので学校の後も時間が合わないので」
――みんなは仲も悪くはないだろうけど、すごく仲良しっていう感じには見えないんですよね。
みずほ 「良くも悪くもない」
萌 「ワイワイ騒いだりもするけど、深入りしない。なんだろうね」
珠梨 「だから、メンバーだよね。メンバーでも友達のグループってあるじゃないですか。そういうのじゃなくて、ベルハーのメンバーはメンバー」
みずほ 「友達にはなれないよね」
――今TIRAさんがいないことについてはいかがですか。物足りないなって思ったりは?
みずほ 「楽しいから、あんまりない」
珠梨 「全員揃うことがあんまない。だから、それが普通っていうわけじゃないけど、慣れちゃったかな。毎回誰か欠けてるから、物足りないのはいつも。でも、揃った時期あったね」
みずほ 「1ヵ月くらいあったよね」
――4月のWWWでのワンマンのあたり。
萌 「あの後はしばらく揃ってたね」
友華 「そうだね。そんなこともあったね」
――そんな“珍しいね〜”みたいな顔をしなくても(笑)。みんながみんなのことをどう思っているか聞いていいですか? まずは珠梨さんから。
仲野珠梨
珠梨 「うちがみんなをどう思ってるか話すっていうこと?」
――いや、みんなが珠梨さんをどう思ってるかを話す。
珠梨 「キャーいやだーーー」
萌 「ネガティヴ! “でも”ってすぐに言っちゃう」
友華 「TIRAぴょん病がうつったね。褒めたりしても“でも違うんだよ”って言う」
珠梨 「本当にそう思ってるの?って思っちゃう。褒めてもらっても、口だけでしょって思う」
友華 「褒めてって言うから言ったのに、そういう反応だから、なんだよってなる(笑)」
珠梨 「褒めて欲しいんだけど、褒めてもらうと……ダメだ!」
――どうしたらいいんですかね(笑)。
珠梨 「わかんない!」
みずほ 「前は“でも”の数が少なかった。ベルハーに入って悩むことが多くなったよね」
珠梨 「わかんない……」
――ライヴではどうですか?
萌 「汗飛ばしてきます! あと、疲れてくると真顔になる。最初の方は笑ってるんですけど、だんだん引きつってくる」
珠梨 「自覚あるけど、疲れた顔してるかも。汗も最前のオタさんに飛んでると思う。気をつけます」
友華 「衣装が暑いっていうのもあるんですよ。これ、冬用の生地なんですよ」
珠梨 「でもこれ、私は気に入ってる」
みずほ 「前のよりはね」
珠梨 「ねー!」
――次はみずほさん。
朝倉みずほ
萌 「帝王って感じ。裏ボスみたいな。みずほが真剣モードになると、ちょっとピリっとする」
珠梨 「いっつもギャグ言ってます」
みずほ 「楽しいですよ、ギャグ言うの」
友華 「あ、櫛大好き!」
珠梨 「そうそう! ずっと髪とかしてる」
みずほ 「細い櫛が大好きなんです」
萌 「そのくせに失くすんですよ。5日間くらいで2個なくしたよね。今日も失くしてなかった?」
みずほ 「今日はある! なくしてたと思った財布が……あ、財布じゃない。櫛が財布に入ってたんですよ!」
珠梨 「あーあ、先にオチ言っちゃったね(笑)。髪をとかした後のツルツルが好きなんだよね」
友華 「アイロンも好きだよね」
珠梨 「楽屋で言うんじゃなくて、朝、一緒にバス乗ってる時から“今日アイロン貸してください”って」
――予約するんだ(笑)。借りるんですね。
みずほ 「持ってないんですよ」
――みんなで共有してるですね。
萌 「楽屋のコンセントも挿す場所ないし」
――アイドルさんの楽屋はコンセントがいつも埋まってますよね。
萌 「ケータイもしたいしアイロンもしたいし」
友華 「Twitterとかブログやるし」
萌 「写メとかもめっちゃ撮るので」
――アイドルさんはいつでもどこでも写メをずっと撮ってるイメージがあります。お気に入りのが撮れるまでずっとやっているというか。
みずほ 「そう! でもうまく撮れないと諦めるんですよ。で、撮りだめした写真からアップする」
――話が逸れちゃいましたね(笑)。まぁこんなところで、次は友華さんにいきましょう。
美月友華
友華 「これ、自分の番になるとこわいね。変なこと言わないでね」
萌 「お腹空くと機嫌悪くなる」
友華 「最近言わないよ!」
萌 「言わなくてもわかるから! ご飯食べに行くところが決まらなかったりするじゃないですか。“どこでもいいよ”って」
珠梨 「あーわかる」
友華 「あれはベルハータイムが長いんだよ」
萌 「あっ」
――ベルハータイム?
萌 「ベルハーって待ち時間がすごい長いんですよ、(小声で)田中さんが遅刻したりするから。その時間をベルハータイムと名付けたんです」
珠梨 「どうすることもできない時間」
友華 「楽屋でも何もすることない時があって」
珠梨 「そんな時間があるのに、後でめっちゃバタバタするんですよ。だったらさっきの時間があったでしょうがってね。無駄に早く待ち合わせさせて、なのに田中さんが遅いから、うちら、ただ待ってる」
みずほ 「田中さんに言いたいことがあるんですよ。なんで早く集まらせるんですか。それで結局待たないといけないなら、その間に、寝れる」
田中 「集まったらその間にMCとか打ち合わせしたらいいじゃん」
一同 「……」
――いや、遅刻してる人が一番悪いからここはみんなは悪くないです(笑)。
友華 「そういうベルハータイムが長いとイライラしてるかも」
萌 「一番顔に出るよね」
珠梨 「だからわかりやすくていい。機嫌悪かったら話しかけるのやめようって思うし、元気だったらいっぱい話そうって思うから」
萌 「逆に、(友華の)機嫌悪いといじりたくなる」
友華 「そうやって笑わしてくれる」
――そういえばグループ内の年齢の幅を感じさせないですよね。
珠梨 「(友華は)私より年下なのに、私の方がめっちゃ年下扱いされる。なめられちゃうんです。塩対応される」
友華 「シゲ(珠梨の愛称)はそんなキャラだから」
珠梨 「って言われるけど本当はそんなキャラじゃないから!」
友華 「それを許してくれる優しさ(笑)」
――そういうことですよね。
珠梨 「うん、オッケー。納得した」
――次は萌さん。
宇佐美萌
萌 「うわー自分の番になるとこわいね!」
友華 「遊んでくれる。普通の15歳だったらハタチの人と遊べないじゃないですか。だから、大学生のこと知れるんですよ」
珠梨 「ゆうゆが大人になりたがるからね」
――友華さんから見てもえちさんは大人っぽい?
友華 「いや、全然。合わせてくれますよ」
珠梨 「もえちは合わせてくれる」
萌 「嘘、マジで。やった」
みずほ 「どうする?ってなった時に決めてくれるし」
珠梨 「ベルハーは優柔不断が多いんですよ。じゃ、こうしようって決めてくれるんです」
萌 「私も結構優柔不断なんですけど、みんなが最終決定を出さないんですよ」
――ディズニー行きも決めましたもんね。たとえば、友華さんみたく機嫌悪い時はある?
みずほ 「出さない。態度はわからない」
珠梨 「本当に出さない。いいのか悪いのかわかんない」
――その辺はお姉さんなのかもしれないですね。
萌 「でも、ベルハーでイヤなことがないから」
珠梨 「もえちが一番大人だと思う。グループを調和してるというか、みんなの気持ちをわかってると思う。誰かと誰かがマズい雰囲気になってる時に、“もう喧嘩しないの!”って言ってくれる」
萌 「めんどくさ!って思うんですよ。返事の仕方がちょっとウザかったとか、そのレベルで争ったりしてるから(笑)」
――ベルハーに入ってよかったよね(※宇佐美萌は2012年12月に加入)。
一同 「……」
萌 「うんって言ってよ!」
――気分屋ばっかりのグループになってたかもしれない。
珠梨 「いや、いなかったら誰かがちゃんとするんですよ」
萌 「ゆうゆがバランスを取る」
珠梨 「うちじゃない?」
みずほ 「うちだよ!!」
一同 「あははは!」
萌 「みずほはレッスンの時、一番大人」
珠梨 「みずほは意識高い系のしっかり。雰囲気的に大人ぶっててしっかり見えるのは、ゆうゆ」
萌 「そう、お姉さんぶるの!」
珠梨 「でも都合悪いと“子供だから”って開き直るの!
――ずるい(笑)。
萌 「最近それ覚えたよね!」
田中 「最初っからだよ」
萌 「(挙手して)はい! 珠梨が最近怒られてあしらう方法を覚えたんですよ! 今までは怒られたら“でも”って言って反発してたんですけど、最近は“はいっ”って言って終わらせるんですよ」
珠梨 「はははは!」
萌 「お風呂でシャワーを放して、バーってなったんです。“やめてよ!”って怒ったら、すぐに“はいっ”て(笑)」
友華 「ずるくて面白くない(笑)」
――最後にTIRAさん。最年長ですね。
TIRA
みずほ 「もう、赤ちゃん。前、物販中に急に寝っ転がって。オタさんまわりにいるのに見せパン丸見えだし」
一同 「あはははは!」
珠梨 「仰向けになってわーわーしだすから、みずほがしっかりモードになって“TIRAぴょんさすがにないわ”って(笑)。完全に赤ちゃん」
萌 「TIRAぴょんいるとゆうゆちょっと大人になるかも。いないから、今すごいんだ」
珠梨 「そうかもー!」
田中 「アイス食べてても普通にボトボトボトってたれてるんですよ。衣装がやばいからってみんなが拭いてあげるんですけど、お礼も言わないで普通に食べ続けるんですよ」
萌・珠梨 「お礼言わないーーー!(笑)」
――謝ったり感謝したりしないんだ。
萌 「しなーい(笑)」
みずほ 「言いなよって言うと、嫌々“……ごめん”って」
――みんなよく受けれ入れてますね。
一同 「受け入れてない!」
田中 「楽屋で叱られて泣いて、物販に出てこないとか」
萌 「決めてたMCをちゃんとやらなくて」
みずほ 「私がなんでやらなかったから聞いたら、知らなかったって言うんですよ。前にもそういうことがあったら、知らなかったんじゃなくて聞いてなかったでしょって言って、怒った」
――それで泣いたと(笑)。そんなだけど、やっぱり帰ってきてほしいんですよね。
一同 「うん」
珠梨 「〈BedHead〉のレコーディングの時に、先にレコーディングしてたTIRAぴょんの声が入ってて。それ聴いて、“ああ、TIRAぴょん……!”ってなった」
――早く全員揃ってのライヴが見たいですね。TIRAさんが戻ってきても揃うかどうかわからないですけど(笑)。ありがとうございました。
取材・文/南波一海(2013年7月)