『XV』の楽曲を中心としたセットリストであると同時に、『シンフォギア』シリーズ10周年を感じさせる構成となっているのも本公演の特徴だ。ソロコーナーのトップバッターを務める井口さんは、第2期『戦姫絶唱シンフォギアG』の「歪鏡・シェンショウジン」、そして『XV』の「FOR THE FUTURE」を立て続けに歌唱。クリスのパートでは、今回出演が叶わなかった高垣彩陽さんがVTRで会場を盛り上げ、『Take this! “All loaded”』をバックに第1期から第5期までのクリスの軌跡が映像で紡がれていった。
切歌&調は恒例のソロ曲&ユニゾン曲の組み合わせ。南條さんと茅野さんは「Cutting Edge×2 Ready go!」で息ぴったりのハーモニーを響かせ、さらに「Edge Works of Goddess ZABABA」ではメインステージからせり出したクレーンに乗って客席の頭上を旋回。ドームならではの演出が光った。ちなみに、2人の衣装は今回も南條さんがデザインしたものだという。