上野を舞台に東京の春の訪れを音楽で祝う、国内最大級のクラシック音楽の祭典〈東京・春・音楽祭〉が、2023年3月18日(土)から4月16日(日)まで開催。その一環として、東京・春・音楽祭実行委員会は、2023年に開園150年を迎える上野恩賜公園を舞台に自然の中で音楽を楽しむ、パブリックアート作品「Ellen Reid SOUNDWALK featuring Kronos Quartet and 50 for the Future」の実現を目指すクラウドファンディングを2023年1月31日(火)まで実施中です。
Ellen Reid SOUNDWALKは、GPS(現在位置情報)を利用し、自然の中で音楽を楽しむパブリックアート作品として、アメリカ出身でピューリッツァー賞受賞歴もある若き作曲家 / サウンドアーティストのエレン・リードがコロナ禍に立案・製作、欧米を中心に数々の公園(ニューヨーク・セントラルパーク、ロンドン・リージェンツ・パーク&プリムローズ・ヒルなど)で実施されてきました。利用者は無料の専用アプリをスマートフォンにダウンロードすることで、歩く場所や経路によって変化する音楽を楽しむことができます。
クラウドファンディングが成立すると「Ellen Reid SOUNDWALK featuring Kronos Quartet and 50 for the Future」は、エレン・リード監修のもと、東京・春・音楽祭が開催される上野公園を舞台に2023年3月から約1年間(調整中)実施。プログラムはクロノス・クァルテットが2015年にスタートさせた世界中のさまざまなジャンルの作曲家に新曲を委嘱するプロジェクト「50 for the Future:The Kronos Learning Repertoire」の作品を中心に製作されます。