2005/11/09掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
キング・クリムゾンの名曲の数々を、ピアノ・トリオによりジャズ・アレンジを施して演奏するプロジェクトがアルバムをリリースします。プロジェクト名は
クリムゾン・ジャズ・トリオ。
このトリオの中心メンバーは、クリムゾンの
『アイランド』(写真・1971年)に参加したイアン・ウォレス(ds)。
21stセンチュリー・スキッツォイド・バンドにも参加した彼がツアー中に思いついたアイディアだそうで、2004年に始動し、今回の作品発表となりました。彼以外のメンバーはジョディ・ナードン(p)とティム・ランダース(b)。アルバムのタイトルは『キング・クリムゾン・ソングブック Vol.1』となっており、初期の有名曲ばかりでなく80年代の作品からもプレイするなど、ファンならなるほど、と思わせる選曲になっています。現在
公式HPでは3曲の試聴が可能ですので、興味のある方はどうぞ。
発売は
US盤及びEU盤が11月15日、
国内盤(ARC-1100 税込\2,625)がアルカンジェロより12月中の予定。スタジオ盤には1作しか参加していないウォレスが、こういった作品を出すことに疑問を感じる方もいるかと思いますが、気楽に楽しんでみては?
●
『キング・クリムゾン・ソングブック Vol.1』収録曲
01. 21st Century Schizoid Man
02. Three of a Perfect Pair
03. Catfood
04. Starless
05. Ladies of the Road
06. I Talk to the Wind
07. Red
08. Matte Kudasai