NHK大河ドラマ『
青天を衝け』などを手掛けた
黒崎博が監督 / 脚本を務め、
柳楽優弥、
有村架純、
三浦春馬という豪華共演が実現した話題作『太陽の子』。NHKでドラマとして放送された作品に未公開シーンを加えて編集し、異なる視点で描いて映画化した本作が、映像配信サービス「dTV®」で3月3日(金)より配信がスタートしました。
舞台は、1945年の京都。太平洋戦争の戦況が悪化し、軍は原子物理学の第一人者・荒勝教授が率いる京都帝国大学・物理学研究室に新型爆弾の開発を命じます。新型爆弾とは、つまり原子力爆弾のこと。その恐ろしさを理解しつつも、研究室の若き科学者・石村修は実験に没頭していきます。そんな折、家を失った幼馴染みの朝倉世津が修の家に居候することになり、戦地に出征していた修の弟・裕之も一時帰郷。3人は再会を喜びますが、裕之は戦争で負った心の傷を抱え、修は科学の正しさを信じながらも爆弾の研究に葛藤していました。ふたりとも世津に淡い恋心を秘めつつ、戦争という極限状態で追い詰められていきます。
そして、運命の8月6日――。軍事力と、科学の分野でもアメリカの優位を見せつけられ、衝撃を受ける修。戦争が最終局面を迎える中、懸命に生きる3人の若者の運命とは?
科学者として戦争に立ち向かう修に『
ディストラクション・ベイビーズ』の柳楽優弥、実際に兵士として戦争を経験した弟・裕之に『
天外者』の三浦春馬、ふたりが思いを寄せる幼馴染み・世津に『
花束みたいな恋をした』の有村架純と、実力と人気を併せ持つ若手スターが集結。それぞれの苦悩と想いを抱えて寄り添い合い、時にぶつかり合う3人の共演シーンは必見。鬼気迫る表現力と、リアルな生き様に心を掴まれるはずです。
また、爆弾開発を率いる荒勝教授に
國村隼、修と裕之を女手一つで育てた母親・フミに
田中裕子、世津の父親に
山本晋也、京都で暮らす陶器屋の主人・澤村に
イッセー尾形と、重厚なキャスト陣が脇を固めます。
音楽に『
愛を読むひと』のニコ・マーリー、サウンドデザインに『
アリー スター誕生』のマット・ボウレスなど、ハリウッドの一流スタッフも参加した『太陽の子』。ぜひ、この機会にdTVでチェックしてみてはいかがでしょうか。
©2021 ELEVEN ARTS STUDIOS / 「太陽の子」フィルムパートナーズ