シンガポールの3人組ドリームポップ・バンド、カミング・アップ・ローゼズ（Coming Up Roses）が、日本独自企画盤『Everything Is + Waters』を「DREAMWAVES RECORDS」より4月5日（水）にリリースします。

　カミング・アップ・ローゼズは、ソッブスやSubsonic Eyeらと同国のシンガポールで2019年から活動をスタート。中心人物のEmily（vo，b）とDarius（g）は、2022年末に英ロンドンへ渡り、バンドも本格的にイギリスでの活動をスタートさせたばかりです。

　本作は、日本の早耳インディロック・ファンからも好評を博した『Everything Is』と『Waters』の2枚のEPをカップリングした全曲初CD化となる日本独自企画盤。『Everything Is』はUSのダイヴやカナダのオールウェイズらを彷彿とさせるドリーミー＆ノスタルジックなサウンドを展開した一作で、『Waters』はマイ・ブラッディ・ヴァレンタインやスロウダイヴ、ソニック・ユースといった90年代のオリジナル・シューゲイズやUSオルタナティヴ・ロックからの影響を感じさせる楽曲を収録。両作ともにEmilyの透明感のある歌声も聴きどころのひとつとなっています。

　カミング・アップ・ローゼズは、UK老舗音楽メディア『NME』にて幾度もニュースに取り上げられたほか、近年は台湾やインドネシアでのツアーに加え〈Canadian Music Week〉や〈Fred Perry Subculture〉などのロック・フェスティヴァルにも出演。今年2月にはシンガポールで開催された〈The Alex Blake Charlie Sessions 2023〉（女性アーティストによる音楽＆カルチャー・フェスで日本からは青葉市子が出演）にも出演するなど、注目を浴びています。なお、彼らはFor Tracy Hydeやきのこ帝国、Lucie, Tooなどのファンを公言しているとのことです。