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アークティック・モンキーズ等を手がけるプロデューサー、ジェームス・エリス・フォードがWarpと契約 新曲を公開

2023/03/07 12:39掲載
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アークティック・モンキーズ等を手がけるプロデューサー、ジェームス・エリス・フォードがWarpと契約 新曲を公開
 アークティック・モンキーズゴリラズデペッシュ・モードフォールズカイリー・ミノーグなどを手がけ、シミアン・モバイル・ディスコのメンバーでもあるジェームス・エリス・フォード(James Ellis Ford)が、人気レーベルのWarpと契約。ソロ・デビュー・アルバム『The Hum』を5月12日(金)に発表します。アルバムからの1stシングル「I Never Wanted Anything」が公開中です。

 これまでに関わってきた多くのビッグネームとのコラボレーションを避け、もっと勇敢だと感じたという一人きりでのレコーディングから生まれたアルバムと公開された1stシングルについて、フォードは「この曲と、この曲が収録されているアルバムは、私がコラボレーションをしないとどうなるかを知るための練習曲なんだ。すべて、僕の家で一人で書いて、演奏した。この曲は、私たちが抱える日々の前進を横取りして、今の瞬間をありのままに評価しようとする、ちょっと変わったラブソングなんだ」と語っています。

 レコーディングではシーケンサーをいっさい使用せず、ソフト・シンセもDAWもなしにすべてを生で演奏しました。1度目か2度目の演奏をテープに直接レコーディングすることで、音楽には生き生きとした即時性が備わった。そんな演奏も歌うことに比べれば簡単だったとフォードは語ります。「それまで公の場で歌ったことは一度もなかった。カラオケも一度もしたことがない。シャワーを浴びている時でさえ、歌わないんだ!アーティストにはいつも、(スタジオの中で)自分たちの弱点に立ち向かえと語っているけれど、それが突然、その考えを自分自身に当てはめなくてはならなくなった。しっぺ返しをくらったわけさ!」

 また、本作はブライアン・イーノロバート・ワイアットの柔らかくも奇妙な英国ポップ音楽へのオマージュであり、妻と息子のルーツであるパレスチナへのラヴレターにもなっています。


Photo by Pip Bourdillon
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