3月31日(金)より東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、東京・アップリンク吉祥寺にて公開される、ダニエル・レイム監督のドキュメンタリー映画『屋根の上のバイオリン弾き物語』に出演している映画版『屋根の上のバイオリン弾き』テヴィエ役の俳優
トポルの特別映像が公開されています。
本作はミュージカル『屋根の上のバイオリン弾き』の成立過程を丹念に追い、日本ではほぼ知られていない意外な事実が明らかになります。映画版を手がけた
ノーマン・ジュイソン監督(『
夜の大捜査線』『
ジーザス・クライスト・スーパースター』)は「この物語を誰もが見られるものにしたかった」とユーモアを交えて裏話を語ります。映画は、家族の絆、愛、伝統、父と娘、別れ……人間にとって永遠のテーマを織り込み、涙なくしては見られない作品となりました。
映画化にあたり音楽を担当した、映画音楽の巨匠
ジョン・ウィリアムズ(『
E.T.』『
ジョーズ』)、主人公テヴィエ役のトポルや3人の娘役たちも当時の思い出を語ります。監督は『ハロルドとリリアン ハリウッド・ラブストーリー』のダニエル・レイム。「ホロコーストを生き延びた祖父母に勧められて、子供の時に見たミュージカルが失われた故郷への扉を開いてくれた」とレイム監督は語ります。幾世代にも渡って語り継がれる名作の知られざるバックストーリーがいま語られます。
ヒットミュージカルとして世界的に広く知られている『屋根の上のバイオリン弾き』。日本でも
森繁久彌や
市村正親主演による公演が、長年に渡り多くのファンを引き付け、2021年に公演開始から50周年を迎えています。その映画版の主役テヴィエを演じたイスラエル人俳優のトポルが3月8日に87歳で亡くなりました。死去のニュースは世界中を駆け巡り、多くの哀悼のメッセージがSNSに溢れました。その晩年(2009年)のインタビューを映画『屋根の上のバイオリン弾き物語』本編から公開されています。
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