映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』が、9月1日(金)より全国ロードショー。この度、場面写真4点が公開されています。
原作は、汐見夏衛による『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』(スターツ出版 刊)。丁寧に描かれた登場人物の心情と、表現豊かな風景描写で圧倒的共感と感動を呼び、「10代女子が選ぶ文芸小説No1」にも選ばれた(出展: 日販W+)、シリーズ累計発行部数55万部を記録する珠玉のラヴ・ストーリーが満を持して映画化。
本作のダブル主演に、これまでに発売した7作のシングル全てが主要音楽チャートで1位を獲得、昨年末には『第73回NHK紅白歌合戦』への初出場を果たし、アジア最大級の音楽授賞式〈2022 MAMA AWARDS〉では“Favorite Asian Artist”を日本人アーティストで唯一受賞するなど、国内外から熱い注目を集めるグローバル・ボーイズ・グループ“
JO1”メンバーの白岩瑠姫と、『
マリーミー!』、『青春シンデレラ』、『
ブラザー・トラップ』、『おとななじみ』など、映画・ドラマの主演作が相次ぎ、女優として華々しい活躍を見せるだけでなく、non-no専属モデルを務めるなどファッションアイコンとしても同性から圧倒的な支持を集める
久間田琳加。
監督を務めるのは、商業映画デビュー作となった『
はらはらなのか』などで映画ファンから熱い注目を集め、「映像作家100人 2020」にも選出されるほか、『
明日、私は誰かのカノジョ』や、第59回ギャラクシー賞 マイベストTV賞グランプリ受賞作『
美しい彼』、その映画版となる現在大ヒット中の『
劇場版 美しい彼〜eternal〜』など、話題作を続々と手がける
酒井麻衣。次世代の日本映画界を担う若き才能と、今をときめく最旬のキャストが贈る、この秋必見の純度100%のエモーショナルで色鮮やかなラヴ・ストーリーが誕生します。
今回新たに公開されたのは、白岩演じる青磁のクールで鋭い視線を捉えたものや、絵を描くことを愛するキャラクターらしく、屋上で絵画用のキャンバスを器用に組み立てる姿や、自身が描こうとする被写体との距離感を掴もうと色鮮やかな絵の具の付いた筆を眼前にかざす様、そして芝生に寝転がりながら両指でフレームを作り、中空に広がる空を切り取ろうとする様子を収めた計4点の場面写真。いずれも青磁の多面的なキャラクターを捉えた象徴的なカットです。
白岩演じる青磁は、先日公開された予告編の冒頭でもいきなり「お前のことが大嫌い」と久間田演じる茜に言ってのけるような、自由奔放な性格の持ち主。絵を描くことを何よりも愛し、その銀髪も相まって学校でも目立つ存在で、青磁がいるところには自然に人が集まってくる人気者です。しかし、そのキャラクターは、どこか人知れぬ翳りを帯びてもいます。一方で、本心を隠して生きる久間田演じる茜の悩みを受け止め、心の扉を押し開けるような力強さもありながら、その出で立ちはまるで夜明けに差すひと筋の光のようにただひたすらに儚いです。
「こんな存在が身近にいたら…」誰もがそう思わずにはいられない青磁役を見事に演じ切った白岩ですが、劇映画への出演は本作が初めて。白岩とダブル主演として出演する久間田とも当然のごとく今回が初共演。初めてづくしのことが多い現場でしたが、酒井監督のアドバイスに素直に耳を傾け、撮影中は久間田や共演者、スタッフに積極的にコミュニケーションを取るなど「座長」のひとりとしてしっかりと振る舞い、共演陣やスタッフと「いい関係を築くことができたと思います」と述懐するなど、手ごたえのある撮影期間を過ごしたようです。
青磁役を演じるにあたり、白岩が重ねた圧倒的な努力も特筆すべき点。自身が所属するグローバル・ボーイズ・グループ“JO1”のメンバーとしての活動が多忙を極める中、青磁が得意な「絵画」における様々な所作を身に着けるため、絵画道具一式を持ち帰り、寝る間も惜しんで猛特訓。自身も「酒井監督には演技面ではもちろん、それ以外の部分でも支えて頂き、とても感謝しています」と語るように、クランクイン前の準備期間、そしてクランクイン後の撮休日でさえも酒井監督ともにリハーサルに熱心に取り組むなど、真摯なアプローチを続けていたとのこと。
そんなたゆまぬ努力の果てに、劇映画初出演にして主演として白岩が見事に演じ切った青磁。儚く、力強く、そして人知れぬ「痛み」や「翳り」を携えた魅力的なキャラクターは、スクリーンにどのように映し出されているのか。そして久間田演じる茜との関係は、どのように彩られていくのか。是非公開を楽しみにお待ちください。
© 2023「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」製作委員会