8月に九州・沖縄エリアにて放送されたNHK福岡制作のドキュメンタリー『The Life〜人生はジャズとともに 齋藤悌子 87歳〜』が反響を呼んだ、沖縄のジャズ・シンガー、齋藤悌子(さいとうていこ)が、12月に沖縄・那覇 琉球新報ホール、宮古島 マティダ市民劇場にて〈齋藤悌子 meets David Matthews -A Life With Jazz-〉の追加公演を開催します。
齋藤は沖縄・宮古島出身で、この10月で88歳を迎える伝説のジャズ・シンガー。那覇高校卒業後、米軍統治下の沖縄県内の米軍キャンプで10年にわたって、バンドリーダーで夫となる齋藤勝が率いる“齋藤勝とCrazy&Cools”のヴォーカリストとして歌い続け、その後に夫・勝の実家がある千葉県のホテルでステージにも立ちました。1989年に石垣島に移住した数年後、夫・勝が病死したことで、音楽と人生のパートナーを失ったショックから歌うことを封印し、長い間音楽と離れていましたが、10年ほど前から再びジャズを歌い始めました。
2022年夏には、歌手人生で初となるオリジナル・アルバム『Teiko Saito meets David Matthews -A Life With Jazz-』をリリース。同作が雑誌『JAZZ 批評』の「ジャズオーディオディスク大賞 2022」特別賞を受賞したのをはじめ、同年12月の琉球放送の特集番組『RBCi ラジオスペシャル ダニー・ボーイ 齋藤悌子、ジャズと生きる』が第60回ギャラクシー賞ラジオ部門大賞を受賞。この8月4日には九州・沖縄エリアでNHK福岡制作・放送されたドキュメンタリー『The Life〜人生はジャズとともに 齋藤悌子 87歳〜』が反響を呼び、9月14日(木)14:00からと、18日(月・祝)5:10からNHK総合で全国オンエアとなることも話題となっています。
すでに発表されている11月30日(木)の福岡・キャナルシティ劇場公演、12月4日(月)・5日(火)の東京・有楽町I'M A SHOW公演に続き、12月19日(火)に那覇・琉球新報ホール、12月20日(水)に宮古島・マティダ市民劇場にて追加公演の開催が決定。那覇は悌子がデビューを飾り、夫・勝と出会った思い出の地、宮古島は悌子の生まれ故郷という、メモリアルな場所でのコンサートとなります。
演奏は
マンハッタン・ジャズ・クインテットなどで活躍する名ピアニスト、
デヴィッド・マシューズをはじめ、松永誠剛(b)、池村真理野(sax)とアルバムのレコーディングメンバーが勢揃い。那覇、宮古島公演では、世界的に活躍するドラマーの
福盛進也も参加し、『Teiko Saito meets David Matthews -A Life With Jazz-』収録曲を中心に、ジャズのスタンダードナンバーを披露する予定です。
チケットは、福岡・キャナルシティ劇場公演、東京・有楽町のI'M A SHOW公演は各プレイガイドで販売中。那覇、宮古島公演は、9月14日(木)12:00よりイープラスでチケット先行受付を実施しています。