日本のインディ・レーベルの先駆けとして1969年に発足、多くの先鋭的な才能が集い、日本のフォーク / ロックの祖と言われるURC(アングラ・レコード・クラブ)。2023年ソニーミュージックが発売権を獲得し、この6月からスタートした同レーベルのCD復刻再発シリーズ第5弾となる10月発売5タイトルのラインナップが発表されています。
今回リリースされるのは、
友部正人『
大阪へやって来た』、(1972年)、
金延幸子『
み空』(1972年)、
ザ・ディランII『
SECOND』(1973年)、
三上寛『
BANG!』(1974年)、
なぎらけんいち『
街の風になって』(1974年)。いずれも、現在進行形で活動を続けるフォーク・レジェンド達が70年代前半に残した名盤の数々です。
また、2023年5月に行われた第76回カンヌ国際映画祭で最優秀男優賞(役所広司)を受賞し、12月22日(金)より日本公開される予定の映画『PERFECT DAYS』(監督:
ヴィム・ヴェンダース)に、金延幸子『み空』収録曲の「青い魚」が起用されることも発表。90年代に渋谷系の文脈で再注目され、近年米国でアナログ発売されるなど、名盤の評価を既に確立している『み空』は、東洋化成主催“レコードの日2023”参加商品として11月3日(金・祝)にアナログ盤も発売されます。