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映画『怪物の木こり』、主演・亀梨和也&監督・三池崇史が撮影現場を振り返るインタビュー動画&メイキング写真公開

2023/11/07 13:09掲載
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映画『怪物の木こり』、主演・亀梨和也&監督・三池崇史が撮影現場を振り返るインタビュー動画&メイキング写真公開
 2019年第17回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した小説『怪物の木こり』(倉井眉介 / 宝島社文庫)を実写映画化、亀梨和也×菜々緒×吉岡里帆×三池崇史監督×主題歌・SEKAI NO OWARIで贈る映画『怪物の木こり』。このたび、12月1日(金)からの全国公開に先駆けて、撮影現場を振り返るスペシャルインタビュー&メイキング写真が公開されています。

 凶器の斧で脳を奪い去る連続猟奇殺人事件。次のターゲットとして狙われたのは、弁護士・二宮彰。しかし二宮は、犯人をも凌駕する狂気のサイコパスで……。犯人を追う警察と、返り討ちを狙う二宮。追う者と追われる者がどんどん入れ替わっていく先読み不可能なストーリーと驚愕の結末、ぶっ飛んだ設定と意表を突く展開が連続する衝撃作『怪物の木こり』。監督を務めるのは世界中に熱狂的ファンを持つ鬼才・三池崇史。目的のためには手段を選ばず殺人すらいとわない狂気のサイコパス、弁護士・二宮彰(にのみやあきら)を主演・亀梨和也が務めるほか、捜査本部で孤立しながらも連続殺人事件を追う警視庁のプロファイラー・戸城嵐子(としろらんこ)=菜々緒、二宮の本性を知らない婚約者・荷見映美(はすみえみ)=吉岡里帆、二宮の協力者のサイコパス外科医・杉谷九朗(すぎたにくろう)=染谷将太、過去の殺人事件の容疑者・剣持武士(けんもちたけし)=中村獅童、正義感が強すぎる刑事・乾登人(いぬいのぼる)=渋川清彦ら豪華キャスト陣が集結しました。また、主題歌はSEKAI NO OWARIの書き下ろし楽曲「深海魚」に決定。独特の旋律とあくの強いワードが印象的な書き下ろし新曲で、本作のストーリーとシンクロするかのような意味深な歌詞も印象的な楽曲となっています。

 第36回東京国際映画祭で特別招待上映(ガラ・セレクション部門)が行なわれ、10月31日、大盛況のうちに日本国内での初お披露目となった本作ですが、10月5日(木)〜10月15日(日)にスペイン・シッチェスで開催された「第56回シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭」の“ÒRBITA(オービタ)部門”と、アジアの新作のショーケースである“Focus Asia部門”の2部門に出品され、現地時間の10月13日(金)には、“ÒRBITA(オービタ)部門”を締め括るクロージングイベントで開催されたワールドプレミアに主演の亀梨和也と三池崇史監督が登場。日本公開に先駆けて、「怪物の木こり」がスペインを沸かせました。

 95年に劇場映画監督デビューを果たして以来、ジャンルを問わず精力的に映画製作を続ける三池崇史監督。その作品は海外からの評価も非常に高く、ヴェネチア国際映画祭やカンヌ国際映画祭などの海外映画祭の常連と言えるようにもなっているほか、クエンティン・タランティーノパク・チャヌクら海外の監督たちにも影響を与えているといいいます。その三池崇史監督最新作『怪物の木こり』も、先日スペインで行われたシッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭でプレミア上映され、1,200席のチケットは即完売。観客たちからは熱狂的な賞賛の拍手が送られました。

 三池の作品は小説を原作にしたものから、誰もが知るゲームや漫画、アニメーションの実写化、そして完全オリジナル作品まで多岐にわたりますが、一貫して特徴的なのは主人公や登場人物たちが非常に印象的で魅力的に描かれているというポイント。今回『怪物の木こり』の主人公として亀梨和也が演じる二宮彰は、弁護士として働き、婚約者もいる一見ごく普通の、優秀で恵まれた人間に見えるのだが、その実「人を殺すことも厭わないサイコパス」という側面を持つ狂気のキャラクター。『悪の教典』(2012)で伊藤英明が演じたクラスの生徒を惨殺していく高校教師の蓮実聖司や、『藁の楯』(2013)で藤原竜也が演じた幼女殺人犯の清丸国秀など、これまで三池が生み出してきた強烈な“サイコパス”たちに名を連ね、新たな旋風をも巻き起こす“超刺激”的な役柄です。

 公開となったインタビュー動画では、先日の本作の完成報告会にて、三池は、今回初めてのタッグとなった亀梨のことを「サイコパスっぽいよね(笑)」と言って報道陣の笑いを誘っていたが、現場では「自分の感性の赴くままに自由に演じてほしい」とだけ伝えたという三池。インタビューではその理由を「(亀梨さんは)僕の印象としては独特の孤独感を持っている人。僕にとっては二宮という役のイメージは亀梨さん本人そのものなので、出来るだけ自然に、心が揺れないで人を殺していく。それだけでいいのかなと。(二宮役に)ぴったり」と語ります。さらに撮影現場での亀梨自身についても「すごく普通の人間の感覚も当然持っていて、なおかつ周りのスタッフに対して“この映画を一緒に作っているんだ”ということを、ポーズではなく自然に感じているんだろうな(という人)。初めて仕事をしたんだけど、昔から知っている仲間と仕事をしている感じがしました」と座長としての在り方を絶賛。

 一方の亀梨は俳優の自主性を重んじた三池の撮影スタイルや完成した作品に全く違和感のようなものが無く受け入れられたといい、「ふわっと魔法にかけてもらえたような時間でした」と振り返ります。さらに「監督がスタートの段階で、大きく、チーム全体としてこの作品を包んでくださっていたので、すごくスムーズに飛び込むことができました」と、現場の雰囲気の良さが垣間見えるコメントで、今回の“最狂のサイコパス”誕生秘話を明かしています。解禁された特別動画ではその他にも、車が山道を転がっていくド派手なアクション・シーンのメイキングを興奮気味に振り返るエピソードなども含まれ、見応え抜群の内容となっています。

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©2023「怪物の木こり」製作委員会

『怪物の木こり』
2023年12月1日(金)劇場公開
kaibutsunokikori.jp
配給: ワーナー・ブラザース映画
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