東京を拠点に活動するラッパーのTOY(トイ)が、3枚目のEP『Liberty』を1月12日(金)にリリース。
平凡な日常の中に葛藤や苦悩があり、それらを音楽の力で乗り越え自分を受け入れていこうとする過程を、それぞれの曲を通して感じられる作品となっています。
EPのタイトルにもなっている「Liberty」は気鋭のビートメイカーB-HOPEとコラボレーションして生まれた楽曲で、新しいステージに向かっていく気持ちを爽やかでどこか儚さも感じさせるビートに乗せて歌っています。
また、“Liberty”という言葉には単なる“自由”ではなく“勝ち取った自由”という意味があります。今ある自由はこれまでの自身の経験から得たものであることを誇るとともに、今抱えている“不自由”も“自由(=Liberty)”に変えていこうとする意志が作品全体に込められています。
[コメント]これまで、人と一緒にやり取りをしながら制作した経験が少なかったので、自分にとっては新鮮で楽しく作ることができた曲です。「これからどこ行こうか?」というリリックから始まる曲なんですが、この一言にも期待、希望、不安、焦りなど色々な感情が込められていて、「自由にどこでもいけるけど、いい場所に向かうのも、悪い場所に向かうのも、自分次第」というような意味合いがあります。
そういった、「明るいんだけど少し影もある」という雰囲気を見事にサウンドにして表現してくれたB-HOPEさんに、改めて感謝しています。――TOYTOYくんとの出会いは共通の先輩からでした。
音楽の身の回りのことを色々と教えてくれる方であり信頼も厚いことから、今回一緒にやってみようと思ったのがキッカケです。初めて出会ったのは渋谷のカフェでした。
そこから曲に対する2人の意見や思いを言い合って、今回の楽曲が完成した次第です。
トラックは壮大かつステレオ感のあるミックスを意識して制作しました。
シンプルなトラックだけにキャッチーで頭に残りやすいコード感になってます。
思いやりあり、優しさありチルなラッパーTOYにとって、最高なEPの1曲になればと思ってます。――B-HOPE