2006/02/08掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
『鎖陰』『女学生ゲリラ』などの60年代の実験的な作品や、
若松孝二監督作品の脚本などで“日本アングラ映画界の寵児”として知られる一方、70年代後半から中東でゲリラと行動をともにし、“日本赤軍メンバー”としての知名度のほうが高かった映画監督、
足立正生が35年ぶりに手がけている新作映画『幽閉者(テロリスト)』。
日本赤軍の岡本公三をモデルとしたというテロリスト役を「自分がやるしかない」と二つ返事で出演を了承したという
田口トモロヲや、
PANTA(
頭脳警察ほか)が出演するというだけでも音楽ファンの注目を集めること必至ですが、この映画の音楽を、ONJO(写真は最新作
『OUT TO LUNCH』)などで知られる
大友良英が制作しているとのこと。また、足立監督が最も敬愛する映画監督だ、と語る
ジム・オルークはサウンドトラックでギターを弾くだけでは飽きたらず、役者としての出演まで果たしたとのこと。
2006年2月現在、撮影はすでに完了し、完成は5月頃を予定しているというこの映画。公開予定は年内・秋頃、ということのみが公表されています。気になるオリジナル・サウンドトラックのリリースについては、まだ発表されていませんが、聞き逃すには惜しい、豪華な内容になることは保証済み! 朗報到着の折にはCDJournal.comでもお知らせいたします!