森田碧によるベストセラー小説『余命一年と宣告された僕が、余命半年の君と出会った話』(ポプラ社 刊)が、Netflix映画として映像化されることが発表されています。
『余命一年と宣告された僕が、余命半年の君と出会った話』は、小説投稿サイトに投稿されていたものが編集者の目に留まり“タイトルで筋がほぼわかってしまうにもかかわらず、号泣する”と書籍化され、「よめぼく」としてSNSを中心に口コミに火が付き、シリーズ累計35万部を突破した作品。そんな話題の原作が、Netflix映画として実写化されます。監督をつとめるのは、『
ホットロード』、『
今夜、世界からこの恋が消えても』など青春恋愛映画の名手と呼び声の高い
三木孝浩。脚本は、『
ぼくは明日、昨日のきみとデートする』で三木監督とタッグを組み、『
君の膵臓をたべたい』など、多数のヒット作を生みだす
吉田智子が担当。音楽は、『今夜、世界からこの恋が消えても』で三木監督とタッグを組んだ
亀田誠治が務めます。
主演を務めるのはNetflix作品初参加となる
永瀬廉。突然余命を宣告され、色々なことを諦めながら淡々と日々を過ごす中で、運命の恋に出会うことで再び人生に希望を見出していく主人公・早坂秋人役を演じます。またヒロイン・桜井春奈役をNetflixシリーズ『
舞妓さんちのまかないさん』でフレッシュな演技を魅せた
出口夏希が務めます。
永瀬が演じるのは、美術の才能にあふれ、二科展の入選を目指していた早坂秋人。心臓に腫瘍がみつかり余命一年を宣告されてしまい、感情を押し殺しながら、毎日を淡々とやり過ごしていたある日、病院の屋上で絵を描く出口演じる桜井春奈と出会います。自分が描いた美しい絵を、「天国。もうすぐ私が行くところ」とつぶやき、初対面の人間に「あと半年の命」とさらりと言う春奈に、次第に心惹かれていく秋人。春奈には自分の病を隠し続け、大切な人のために必死になることで、秋人の残された無機質な時間に彩りが生まれていき――。
青春純愛映画の第一人者たちが、愛と死のはざまで刹那の輝きを放つ登場人物たちの心の機微を精巧に描き、注目の俳優陣が熱演する、儚くも美しい“期限付きの恋”の物語。2024年、Netflixにて全世界独占配信予定となっている本作に期待が高まります。
[コメント]限られた時間のなかで一途に想い合う秋人と春奈が眩しく、その儚さに引き込まれました。期限付きの恋だからこそ、自分の余命を隠して春奈のためだけに献身を貫く日々は何よりも尊い時間で、そんな秋人の持つ優しさや強さを精一杯演じさせて頂きました。Netflixのグローバルな舞台に初参加で初主演というプレッシャーもありますが、人を愛する物語は国を問わず誰しもがきっと共感してもらえるものだと思います。互いに余命があるこの純真なラブストーリーを早く世界の皆さんに届けたいです。――永瀬廉(早坂秋人役)原作を読ませていただいて、涙がとまりませんでした。でも、春奈としての最後の人生はとても輝いていて、悲しいというより、幸せだったんだな。という印象でした。そこをどう表現したらいいのか、とてもとても考えました。余命宣告されたふたりが残された時間を必死に生きていく姿を見守ってください。――出口夏希(桜井春奈役)この作品は命の短さ、儚さを悲しむのではなく、たとえ一瞬でも誰かを心から想えたことそのものが愛おしく、恋の痛み苦しみさえも生きた証として人生の輝きになることを感じられるような物語として描きました。素敵なキャストの皆さんが全身全霊で想いを注いだこの作品を観て、少しでも多くの方が胸焦がしていただけたら嬉しいです。――三木孝浩監督森田碧さんの感動的な小説を、三木孝浩監督、脚本に吉田智子さん、音楽に亀田誠治さん、キャストに永瀬廉さん、出口夏希さんを迎えて映画化できることを大変嬉しく思います。限られた時間を懸命に生きた2人の“期限付きの恋”をぜひ多くの方にご覧頂きたいです。――エグゼクティブ・プロデューサー(Netflix コンテンツ・アクイジション部門 マネージャー)秋田周平ふたつの命が喪われる物語ですが、悲しい結末は用意していません。残された時間を惜しげもなく、相手のために費やす秋人と春奈。最後の命を燃やし、溶け合っていく姿は誰よりも輝いています。この映画を通じて、当たり前だけどかけがえのない日常の尊さがどうか世界に伝わりますように。――プロデュース 春名慶
■Netflix映画『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』
2024年、Netflixにて世界同時配信予定