ムーンチャイルド も所属する名門「トゥルー・ソーツ」の逸材として、
ローラン・ガルニエ や
ジャイルス・ピーターソン からも支持される、英ブリストルを拠点に活動するプロデューサー兼アーティスト、ソフィー・ホウズことスロウ(Slowe)がデビュー・アルバム『Where The Mind Wanders』を5月3日(金・祝)にリリース。
10代の頃から作曲を手がけ、バンドで演奏してきたスロウ。ギグ活動を休止している間に、彼女は自給自足のプロダクションに惹かれるようになり、フルート、鍵盤、ギターなどのさまざまな楽器を手に、お気に入りのプロデューサーのスタイルを再現するようになりました。
スロウのDIY的アプローチは、ローファイ・ビート・メイキングを彷彿とさせます。セッション録音を繊細にコラージュし、
J・ディラ や
マッドリブ のようなテクニックを再利用した結果、きらめくローズ、ヴィンテージなドラム・ライン、幽玄なヴォーカルなど、ノスタルジックでありながら非常に現代的な仕上がりに。熱心なクレイト・ディガーでもあるスロウは、当然ながら多くのジャンルからインスピレーションを得ており、
タイラー・ザ・クリエイター や
テーム・インパラ 、
エリカ・バドゥ など、楽曲からも幅広い引き出しを持っていることが伺えます。彼女は、「ローラ・マーリングやジェフ・バックリーといった活動初期に影響を受けたアーティストは、私の曲作りや歌詞にインスピレーションを与えてくれる。一方でその後に影響を受けたソウル、ヒップホップ、ジャズは、私のプロダクションに影響を与えている」と説明しています。
VIDEO