話題のクリエイティブレーベルw.a.uより、ラッパーのMÖSHIによるシングル「FILTERING」が5月8日(水)にリリース。
プロデュースはSakepnkの名での活動でも知られる、Reo Anzaiが担当。UK Drill、Grimeから影響を感じさせるビートで、Reo Anzaiならではの空間に複雑に組み立てられた音像が特徴的です。また、MÖSHIによるフックなしのストイックなラップとアート文脈の強いリリックで、最先端のポストダブステップを感じさせる、アグレッシブな作品に仕上がっています。
今後もシングル、EPのリリースや7月にリリース・パーティが控えているとのことで目が離せません。
[コメント]この社会で生きていく中で私達は様々な条件化でのフィルターに直面します。
目に見えるものから無意識のものまで社会に無数に張り巡らされたそれらのフィルターは、時として分裂を煽るものになりつつも、同時に社会における自分達の現在位置を知る基準にもなり得ます。
この曲ではこれまで触れてきた文化や経験のフィルターを通して濾過され、徐々に形成された現在の自分の人格を見つめ直しながら、w.a.uでの新たな出発に捧げるMÖSHIのステートメントとしてリリックをしたためました。そしてReo Anzaiが手掛けたユニークなトラックがその世界観を更に強固なものにしています。
MÖSHIの転換点になるであろうシングル『FILTERING』是非聴いて頂けたら嬉しいです。――MÖSHI