“温故知新的王道和製ポップス”をコンセプトに掲げて都内を中心に活動をする4人組バンド、アポンタイムのニュー・アルバム『Overall』が、7月10日にデジタルとCDでリリースされました。
2019年夏に発表された1stアルバムからコロナ禍を経て完成させたこの2ndアルバムは、彼ららしいどこか懐かしさのあるサウンドを軸にしながら、バンドとしてのアレンジやアンサンブルがスケールアップ。さらに、各曲それぞれが表情豊かで、ウェストコーストサウンドからブラックミュージックまでを呑み込み、ヴァリエーションに富んだ楽曲が詰め合わされた、“アポンタイムの音楽カタログ的”作品に。“ジャンルを問わず自分たちのGood Musicを追求し続けたい”というアポンタイムの強い意思表示ともいえる本作は、オールドスクールな雰囲気を纏いながらも、いまこの時代にこそ響く上質でエバーグリーンなポップス・アルバムに仕上がっています。
なお、アポンタイムは7月14日(日)に東京・下北沢 mona recordsにてリリース・イベントを開催。続いて、7月31日(水)愛知・名古屋 KDハポン、8月1日(木)京都・nano、8月3日(土)岐阜・はみんぐばーどと、アコースティック・デュオ編成でのアルバム・リリース・ツアーを行ないます。詳細は、バンドのオフィシャル・サイトをご確認ください。
[コメント]このたびリリースするアポンタイムのニューアルバム『Overall』、
その名の通り《Best of アポンタイム [2020-2024]》のようなアルバムになりました。
2019年夏に1stアルバムをリリースして、バンドとしてさあこれから!という時に直面したコロナ禍。思うように活動が進められず歯痒い状況の中で「ここで足を止めてられてたまるか」という一心で作ってきた曲たち。
当時のコロナの影響でライブの機会は減っていたのですが、その分曲作りやアレンジに時間をかけられるというメリットがありました。そこで、1曲ずつジャンルや曲のテーマをガラッと変えて曲作り・レコーディングし、配信シングルとしてコンスタントにリリースを続けてきました。
あまり書いたことのなかったラブソングのバラードやストレートな西海岸ロックナンバー、ちょっとサイケなソフトロック風の曲もあったり、Vulfpeck風のファンキーチューンまで。
それらのそれぞれ毛色の異なる曲たちを【アポンタイムのアルバム】としてひとつのパッケージにまとめて新しい服を着せてあげたい、というのが今回のアルバム制作の発端でありコンセプトです。
配信シングルとして先行リリースされている曲も、ボーカルや楽器を新しく録りなおしたりミックスを変えたりと、いろいろと趣向を凝らしてより良いものになるように細部までこだわりました。アルバムとして聴いていただけるとまた新鮮に感じていただけると思っています。
たくさんの方に聴いてもらいたい自信作です!よろしくお願いします!――アポンタイム Vo.Gt. 三輪卓也