世界三大毛織物(ウール)の産地として世界的に注目されている愛知県一宮市のある尾州地域。昨今、さまざまな問題や課題に悩む工場や企業が少なくないという背景がある中、諦めずに挑戦し家族を支えたいと願う娘と、工場の閉鎖を余儀なくされる父親、そして家族の葛藤と希望を描いたオリジナルストーリー『BISHU 〜世界でいちばん優しい服〜』が10月11日(金)より全国順次公開となります。このたび、公開に先駆けて、主人公を務める
服部樹咲が主題歌を担当することが発表。さらに、ポスター・ヴィジュアルとフライヤーも公開されました。
主人公・史織を演じるのは、映画『ミッドナイトスワン』で演技未経験ながら日本アカデミー賞新人俳優賞に輝いた服部樹咲。天性の存在感と磨き上げたキャリアで長編初主演作に挑みます。また、史織の姉・布美には、妹を応援したい気持ちと心配に板挟みになる心情を繊細に演じる
岡崎紗絵。営む織物工場の閉鎖の危機に揺れながら娘たちを見守る父・康孝に
吉田栄作。そのほか、
長澤樹、
黒川想矢、
知花くらら、
清水美砂ら個性豊かなキャスト陣が集結しています。
監督は『向こうの家』が〈ええじゃないかとよはし映画祭〉初代グランプリを受賞し注目を浴びる
西川達郎。音楽は
坂本龍一に認められた
小山絵里奈が務めるほか、ファッション業界からは装苑賞を2022年に受賞した大下彩楓が参加。異なる個性と才能が幾重にも紡がれ、まさに尾州で織り上げられる上質のウールのように、観る者を暖かく優しく包み込む感動の物語が生み出されました。
主題歌も務める服部樹咲は、バレエ、芝居で表現してきた圧倒的な個性はそのままに、歌による表現に初挑戦します。主題歌プロデュースに、多くの映画音楽やCM音楽などを手がけ、
Da-iCEの
大野雄大や、
Novelbrightの竹中雄大をヴォーカルに迎えて制作した楽曲など、さまざまな音楽分野で活躍している池内ヨシカツを迎え、現在楽曲制作を鋭意進行中とのこと。服部樹咲の唯一無二な個性、さらに池内ヨシカツが映画のため書き下ろした「服部樹咲 feat.池内ヨシカツ」の主題歌に期待が高まります。
あわせて公開されたポスター・ヴィジュアルは、「家族、友達、みんなの愛で 私は強くなる。」のコピーとともに、史織役・服部樹咲のセーラー服姿が存在感を放ち、自身の葛藤を抱えながらも史織を見守る、姉の布美役・岡崎紗絵や、父の康孝役・吉田栄作の強く優しい眼差しが印象的な仕上がりに。さらに、「パリだよ?300万だよ?」「私には無理だよ、一人じゃ服は作れない。」など女子高生の青春に彩られたフライヤーには、親友の真理子とともにはじまる服作りのシーン写真や、自身のブランド事業が上手くいかず帰郷した姉・岡崎紗絵の「服作りをなめないで!」や、経営する機織工場が経営難に直面している父・吉田栄作の「俺はゼッタイ許さんぞ!」といったシーン写真が散りばめられています。
なお、7月25日(木)より映画公式サイトにて“上映劇場”が公開となり、ムビチケカードの発売も開始されています。ムビチケカードは上映劇場(一部劇場を除く)ほかオンラインでも購入可能。上映劇場&ムビチケ購入可能劇場は随時追加されていく予定です。詳しくは映画公式サイトをご確認ください。
©2024映画「BISHU 世界でいちばん優しい服」製作委員会