『うみべのストーブ 大白小蟹短編集』『神田ごくら町職人ばなし』など、「このマンガがすごい！2024」上位に続々ランクインしているリイド社運営のコミック・レーベル「トーチ」が、創刊10周年を記念し10月26日（土）、10月27日（日）に東京・高円寺にあるリイド社社屋前にて特別イベント〈点燈祭〉を開催。トーク＆ライブ、ガレージセールなどが楽しめるこのリアルイベントの企画で、両日それぞれにスカートの澤部渡、VIDEOTAPEMUSICが出演することが発表されています。

　「トーチ」は2014年8月1日に立ち上げ。“オルタナティヴな表現”と“自分たちの老後への道筋”を探し、光をあてることを目的に始まった漫画サイト。2014年8月の創刊以来、ミリオンセラーや映画・ドラマ化作品などのヒット作を続々輩出。「手塚治虫文化賞」「このマンガがすごい！」「マンガ大賞」の常連でもあり、その多様かつ質の高い作品群は、時に『新時代のガロ』とも評され、文芸、音楽、映画、アートなど、漫画の枠を超え各界の第一線から注目を浴び、これまでの10年間で発刊した単行本はのべ130冊に至ります。

　〈点燈祭〉では、トーク＆ライヴ、ガレージセールが開催されます。ガレージセールは、10月26日、27日ともに11:00〜17:00の間、リイド社玄関前車庫にて実施。トーチ作家陣やトーチ編集部員が昔手に入れた本やDVD、作家オリジナルグッズなど、出品者の名前とともに商品が販売されるほか、10周年を記念した特別なグッズの販売も予定されています。（※作家が会場で手売りするわけではございません。販売は会場スタッフが行います。 ）また、トーチ創刊からこれまでに刊行されたトーチコミックスを全巻、展示・販売する“トーチの本屋 ”も開催。陳列された単行本は全て立ち読みが可能。トーチ創刊から10年の間に刊行された単行本をまとめたアーカイブ冊子も併せて配布されるとのことです。

　また、高円寺のライヴハウス「Live Music JIROKICHI」にて、スペシャルライブ＆トーチ連載作家によるトークプログラムも開催。10月26日（土）は、12:00より、意志強ナツ子、INA、岩澤美翠、斎藤潤一郎、トーチ編集長の中川敦によるスペシャルトーク「はたらく、つづける——漫画家になる前は何してた？」と、澤部渡によるスペシャルライヴ。10月27日（日）は、司会に山田参助を迎え、ウルバノヴィチ香苗、坂上暁仁、高浜寛によるトークセッション「昔を知り、今をつくる」と、VIDEOTAPEMUSIC（solo set）によるスペシャルライヴがそれぞれ行なわれます。チケットは両日、おとな4,000円（限定40席）、大学生以下 3,200円（限定10席）で、LivePocketにて8月31日（土）10:00より発売開始となります。