韓国で絶大な人気を誇る音楽ジャンル「トロット」をテーマに新たな歌姫を発掘するオーディション番組『トロット・ガールズ・ジャパン』で発掘された歌姫たちから誕生した新ユニット“sis”のデビュー曲「愛のバッテリー」が12月4日(水)に配信リリースされ、ミュージック・ビデオの公開がスタートしています。
sisのメンバーは、かのうみゆ、MAKOTO.、太良理穂子、あさ陽あいの4人で構成。全員がオーディション番組『トロット・ガールズ・ジャパン』の準決勝以上に勝ち残ったメンバーです。グループ名の“sis”は、英語でお姉さん、仲の良い女友達という親しみやすい意味を持つ“sis”と、フィンランド語で勇敢な折れない心を表す“SISU”から命名されました。メイン・ロゴには「トロット」出身を意味する「/T」も表記されています。強い心を持ちながらも隣で優しく癒してくれるような存在、そして世代や国境を越えて歌を歌い継ぐグループを目指すとのことです。
メンバーの中でも、かのうみゆとMAKOTO.は日本のオーディション終了後に日本代表として韓国に渡り、韓国のオーディション番組を勝ち抜いた韓国代表の歌手たちと熱いバトルを繰り広げる音楽バラエティー番組『日韓歌王戦』に出演し、韓国国内ではその名を知らない者はいないほどの知名度を上げています。『日韓歌王戦』は毎週高視聴率をマークし現在もスピンオフ番組が放送中で、YouTubeにアップされた歌唱映像は軒並み100万再生超え、SNSで拡散された彼女たちが歌う姿は徐々に日本のファンにも浸透し始めています。
他にも、18歳からクラブシンガーとしてR&Bやジャズを歌い続けてきた実戦型シンガー・太良理穂子、音大出身の元アイドルでミュージカルにも多数出演してきた実績を持つあさ陽あいといった多彩なメンバーで構成されています。
デビュー曲は数々のビッグアーティストやアイドルを手掛けてきた
ヒャダインがプロデュースを担当。トロット出身の彼女たちらしく、2009年に韓国で大ヒットしたトロットの名曲「愛のバッテリー」をカヴァーしました。韓国語の響きを残しながら、少し訛りのある印象的な歌詞、哀愁がありながらも、軽快な四つ打ちのビートがいかにも「トロット」らしい仕上がりになっています。カップリングには韓国語ヴァージョンも収録。
ヒャダインはsisのデビュー曲について、「原曲の歌詞の韻や響きを大切にしつつ日本の昭和歌謡のテイストをたっぷり盛り込んだ作品に仕上げました。アレンジもインチキディスコテイストを意識した愉快痛快サウンドです。メンバーの情感豊かなボーカルはもちろん、高度なコーラスワークも必聴です!」と語っています。
また、「愛のバッテリー」のミュージック・ビデオは日本語と韓国語の2ヴァージョンが公開され、サビの軽快なサウンドに乗ってダンスをするメンバーが印象的なMVに。リリース日の12月4日21時より、sisの公式YouTubeチャンネルでメンバー出演の生配信が行われますが、レコーディングやMV撮影の秘話が披露されるかもしれません。
さらに、「愛のバッテリー」のCDが2月5日(水)にリリースされることも決定。「愛のバッテリー」の日本語と韓国語ヴァージョンに加え、各メンバーのソロ曲が収録されますが、オーディションやライヴでは披露していない70〜80年代の歌謡曲のカヴァーに初挑戦します。
日本、韓国だけでなく世界を目指す“Vintage Musicの歌姫”sisの今後の活躍に注目です。