新鋭実力派ボーイズ・グループ、ONE OR EIGHT(ワンオアエイト)が11月22日にリリースした「KAWASAKI (with Big Sean)」が米チャート5位にランクインしたことが発表されました。
「KAWASAKI (with Big Sean)」は世界的なヒップホップ・スター、ビッグ・ショーンとのコラボ曲。ジャスティン・ビーバーやケイティ・ペリーといった名だたるアーティストとのコラボ歴を持ち、グラミー賞にも6度ノミネートされているビッグ・ショーンが参加したことで、すでに大きな注目を浴びていました。
Spotifyでは最も人気を誇る公式プレイリストの1つ「New Music Friday」に前作であるグローバル・デビュー曲「Don't Tell Nobody」が選出されたことも話題を呼びましたが、今回(12月6日更新分)はそれを上回り、アメリカ版をはじめとする24の国と地域で選出。とちわけ、アメリカ版「New Music Friday」は、420万人を超えるメガプレイリストで、デビュー曲から同プレイリストに2作連続ではいったことは、日本人初の快挙となります。なお、同週では、Spotify公式プレイリスト「Weekly Buzz Tokyo」のアーティストカバーにも選出されています。
さらに、アメリカの「iTunes Top Rap and Hip-Hop Songs」(12月9日付け)では、ケンドリック・ラマーに続き、5位にチャートインを果たしたほか、アメリカの総合チャート「iTunes Top 100 Songs Chart」にもランクインを果たしています。
「KAWASAKI」は、ONE OR EIGHTがデビュー直前の6月に公開し、わずか10日で1,000万回再生を達成。ファンからの音源化を求める声に応えるだけではなく、ビッグ・ショーンを迎えたことでスリリングな魅力を増し、新たな次元に昇華されたリミックスに。ジャージークラブのリズミカルなビートとトラップの重厚なベースラインを絶妙なバランスでミックスしたオリジナルのエネルギーはそのままに、ビッグ・ショーンならではの独特のビート感やメロディ、シャープでリリカルなラップが加わったことで、リスナーを引き込む没入感あふれる一曲に仕上がっています。
また、12月7日に公開されたMVでは、八尾により異世界に誘われたONE OR EIGHTがバイクの轟音に導かれてダンスを繰り広げ、現実の不条理や恐れを超越する一つの「集会」を形成するシーンが展開。八尾により再び現実世界に引き戻され、幻だったかのようにその熱狂は消え去るも、彼らの胸には反逆のリズムが響き続けるという映像作品となっています。同MVは、ザ・ウィークエンド、ビッグ・ショーン、ザ・チェインスモーカーズなどの作品を手がけた監督Glenn Michaelと、イェートやタイラ・ヤウェなどの作品に携わる編集Mykyta Beregを迎えて制作されました。
一方のビッグ・ショーンは今回のコラボについて「実は、この話がある前に、ロサンゼルスで彼らのパフォーマンスを生で見る機会があって、そこで彼らのスター性を感じた。後日、この話がやってきて、楽曲を聞いて、ぜひやりたいって思ったんだ。ラップの視点から見ると色々な良いリズムがあるが、それでもクラブ感があって、色んな要素を一度に満たしている曲だ」と語り、さらに「ONE OR EIGHTは確実にグローバルで成功すると思う。そう思っていなければ、僕はコラボレーションはしないよ。彼らはスーパースターになると思うし、J-POPやそのシーン全体の最先端をリードしていくと思う」と期待を寄せています。