2022年から活動を開始、11月にリリースした「デイジーレイニー」がJ-WAVEのチャート番組である『TOKIO HOT100』では最高位5位を記録するなど、各方面から注目をされているJIJIM(よみ: ジジム)が、自主レーベル“Kilim record”より新曲「ブレイク・ソング」を12月20日(金)にデジタル・リリースすることを発表。
「ブレイク・ソング」は、愛を“休める”breakと、愛が“壊れる”break、男女それぞれの目線からのすれ違いを歌ったJIJIMならではの軽快な失恋ソング。隙間を活かしたシンセフレーズと、弾むようなリズムセクション、その上でソウルフルに歌い上げるポップでキャッチーなメロディ。JIJIMのレパートリーの中でもひときわ軽快なこの曲は、まるで短編映画のようなストーリーが綴られ、歌詞とメロディ、そしてバンドアンサンブルが織りなすコントラストがこの楽曲に深みを与えています。過去を振り返る男性と前を向く女性、それぞれの“自由”とは?明るくポジティブに感じられるサウンド感とは裏腹な、男女の別れの感情の両面をシンジュが歌っています。
シンジュの歌声とメロディを最大限に活かしつつ、ところどころヒネリの効いたコード進行など
ベニー・シングス〜
トム・ミッシュの系譜に位置付けられるような、JIJIMの新境地といえるジャジーでポップなアレンジは、7月にリリースした「ヘルシーラヴ」のアレンジも手掛けた
Ovallのギタリスト・
関口シンゴが担当。ジャケットのイラストは、今作もメンバーのホリ!!!(AGt / Syn)による描き下ろしとなっています。
[コメント]この楽曲が出来た時には自分の中に小さな男女を住まわせて、愛し合わせて喧嘩させて、仲直りさせて日々を歩ませてと、二人の営みを楽しませて貰いながらこの楽曲の制作に挑んだのですが、どうも僕自身が男の子なのもあってか、基本わがままなのは男の子の方なんです。
アレンジに携わってくださったのは関口シンゴさん。
この楽曲こそ、別れなんて言葉が似合わない楽曲にしたい。とそんな自分の天邪鬼な気持ちを形にしてくださりました。
別れてはいますが、前を見ている。終わりじゃない。その音楽の仕上げをとても綺麗にしてくださりました。
「ブレイク・ソング」とは別れだけではなくておやすみ、休憩の歌です。
その後の恋の再開は、二人に任せてみました。これからどうなっていくのかは全然わからないですけど、またうまくいってほしいなぁと思ったりします。――シンジュ