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『「第九」200周年記念公演 in cinema』より「歓喜の歌」の本編映像が公開 石丸幹二らのコメントも

2024/12/25 12:41掲載
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『「第九」200周年記念公演 in cinema』より「歓喜の歌」の本編映像が公開 石丸幹二らのコメントも
 ベートーヴェンが完成させた9つの交響曲の最後となる「交響曲第9番 ニ短調 作品125」、通称「第九」の初演200周年を記念した特別コンサートが、『「第九」200周年記念公演 in cinema』として2025年1月3日(金)より日本のみ1週間限定上映されます。これに先駆け、映画より本編映像が公開。また、俳優の石丸幹二中谷美紀、そして指揮者の原田慶太楼山田和樹から応援コメントが寄せられています。

 2024年5月7日、「第九」初演から200年を迎えたその日に行なわれたウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサート。本国では即完だったプレミア・コンサートが、日本のみ大スクリーンで堪能することができます。

 世界最高峰のウィーン・フィルを率いるのは巨匠リッカルド・ムーティ。ほぼ毎年共演を重ねる両者の厚い信頼が、至福のハーモニーを響かせます。また、第4楽章の「歓喜の歌」を彩るソリストたちもファン垂涎の顔ぶれ。輝かしい高音域で魅せるソプラノのユリア・クライター、豊かな色彩と力強さを合わせ持つメゾのマリアンヌ・クレバッサ、バリトン並みの低音から力強い高音まで自在に操るテノールのマイケル・スパイアズ、そして世界的バスのギュンター・グロイスベック。世界のトップ歌手たちによる声の饗宴も聴き逃せません。

 今回解禁となったのは「歓喜の歌」の本編映像。静と動を巧みに操る巨匠の指揮、音と映像の双方からあふれる躍動感が伝わる映像となっています。また、公開された応援コメントにて、石丸は「映像だからこそ叶ったアングルが魅せるのは、彼らの瞳、視線、唇、呼吸、指、汗……。そして、全身から放たれる音、音、音」と、コンサートホールで聴くのとは違った楽しみがあると語り、中谷も「極上の音色を味わうができるとは、なんと贅沢なことでしょう」と絶賛。映画館でこそ味わえる「第九」を、どうぞお見逃しなく。

 なお、大晦日の12月31日(火)には、東劇・新宿ピカデリー・ミッドランドスクエア シネマにて、特別先行上映も実施。先行上映ご来場のお客様には非売品ポストカード3枚セットがプレゼントされます。

[コメント]
まったく色あせず聳え立つ200年前の傑作。マエストロの激しさと静けさに呼応する、オーケストラの、自在に揺れ動くテンポと、胸に刺さる音色。終盤には、喜びに満ち溢れた艶やかな声たちが加わり。映像だからこそ叶ったアングルが魅せるのは、彼らの瞳、視線、唇、呼吸、指、汗……。そして、全身から放たれる音、音、音。なんたる躍動感。
――石丸幹二(俳優)

日本にいながらにして、マエストロ・ムーティとウィーン・フィルが奏でる第九交響曲の、極上の音色を味わうことができるとは、なんと贅沢なことでしょう。
映画館の暗がりの中だからこそ、まるで楽友協会の客席で鑑賞しているかのような臨場感で、200年も愛されて来た壮大なシンフォニーのダイナミクスをご堪能いただけるのではないでしょうか?

――中谷美紀(俳優)

ベートーヴェンの精神が蘇った歴史的なコンサート!
1824年、既に聴覚の衰えが進んでいたベートーヴェン自身の指揮と、後にウィーン・フィルの創設メンバーとなる演奏家らによってケルン
トナートーア劇場で初演された「第九」は、ウィーン・フィルのDNAの一部と言えます。「第九」は平和、統一、兄弟愛への叫びであり、ヨ
ーロッパのアンセムでもあります。Mo.ムーティの素晴らしい指揮から、オーケストラとの美しい友情を感じることができます。

――原田慶太楼(指揮者)

ウィーン・フィルとムーティという最高の組み合わせでの記念碑的演奏。
伝統に根差したウィーン・フィルの特別なサウンドが、冒頭の一音目から唯一無二の雰囲気を醸し出しています。それにムーティの気品
と風格とが、演奏にメリハリと芯を与えていきます。第1楽章では威厳ある構成を描き出し、第2楽章では永遠に続くかのような舞踏を表現、第3楽章は天上のごときカンタービレで謡われ、第4楽章ではついに人の声と共に大団円を迎えます。
“人類みな兄弟”というベートーヴェンとシラーの思想が、音楽を通して平和の願いとなって世界に広がっていくが如き名演!

――山田和樹(指揮者)


©ORF/UNITEL/Wiener Philharmoniker/Gesellschaft der Musikfreunde in Wien

『「第九」200周年記念公演 in cinema』
2025年1月3日(金)1週間限定公開
※東劇、新宿ピカデリーのみ1月16日(木)まで2週間上映
movies.shochiku.co.jp/wphmuti9
配給: 松竹

[先行上映]
2024年12月31日(火)
eigakan.org/theaterpage/schedule.php?t=wphmuti9
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