ミュージシャン“加藤志乃ぶ”として複数のCDをリリースしている、浪曲師“東家志乃ぶ”が満を持して、TARGET ENTERTAINMENTより浪曲のCD「赤城しぐれ / 甚五郎京都の巻」を1月29日(水)に発売します。
ミュージシャンとしての活動を10年以上続け、最後にたどり着いたのは日本三大話芸の一つである「浪曲(浪花節)」。
様々なジャンルに触れ、音楽活動の幅を広げていく中で、はじめて聴いた浪曲に衝撃を受け、思わず涙を流したとのこと。浪曲は「唸る」と表現されることがありますが、三味線の音にのせて発する第一声は、まさにその言葉通りで、その発声法を学びたい一心で、浪曲の世界に一歩を踏み出しました。
入門から約5年、現時点での修行の成果を1枚のCDに込めます。
収録曲「赤城しぐれ」は、日々修行する中で初めてお客様にリクエストを頂いた演題で、性別を越えて表現する「啖呵(セリフ)」が利きどころとなっています。
同収録の「甚五郎京都の巻」は、入門して最初に勉強した演題。今作品で曲師(三味線)として務める
伊丹秀敏の心地よいリズムの三味線に導かれ、ノリノリで唸る最後の「節(唄)」は必聴です。
曲師は、浪曲全盛期(昭和初期)に
伊丹秀子をはじめ、
村田英雄など多数の浪曲師と共演し、多くのレコードを世に送り出した、御年89歳の名人、伊丹秀敏。芸歴80年の曲師が三味線1本で浪曲師とともに作りあげる世界観は日本人の心を揺さぶります。
今回、CDの発売を記念してレーベルが主催する〈TARGETレーベル・ライブ Vo.3〉に出演することが決定しました。2月15日(土)東京・高円寺HIGHにて開催されるイベントには、TARGET ENTERTAINMENTが手掛けるゲーム音楽、Switchゲームソフト『ハニーヴァイブス』の主題歌を担当するMysteryGirlsProjectも出演します。