山下達郎のデビュー50周年を記念して、『SONGS 50th Anniversary Edition』が4月23日(水)にリリースされることが決定。合わせて「山下達郎50周年特設サイト」が開設されています。
『
SONGS』は、山下達郎・
大貫妙子・
村松邦男・鰐川己久男・野口明彦(後に
伊藤銀次・寺尾次郎・上原裕も参加)による
シュガー・ベイブが1975年4月25日に発表した唯一のアルバム。山下達郎の原点でもあり、“日本ポップス界の巨人”
大滝詠一が、伝説のグループ“
はっぴいえんど”(
細野晴臣・大瀧詠一・
松本隆・
鈴木茂)解散直後に設立した自身のレーベル「ナイアガラ・レコード」の第1弾作品として発表された歴史的名作アルバム。大滝自身もプロデュースとレコーディング・エンジニアを担当しています。
そんなナイアガラ・レコード設立50周年記念盤としてリリースされる『SONGS 50th Anniversary Edition』は、通常盤のCDと完全生産限定盤の12インチ・アナログ盤レコード、カセット・テープの3種類のフォーマットが用意されており、CDは2枚組でボーナス・トラックとボーナス・ディスクを収録。ボーナス・ディスクには1994年に行なわれた〈TATSURO YAMASHITA Sings SUGAR BABE Live〉からの音源を収録。この公演は、同年に『SONGS』が初めてオリジナル・マスターによりCD化されたことを記念して、東京・中野サンプラザで4日間だけ行なわれたシュガー・ベイブ時代の作品のみで構成された伝説の公演で、今回全曲が初商品化となります。
大滝詠一創設の「ナイアガラ・レコード」から50年前にリリースされたシュガー・ベイブ『SONGS』は、シティ・ポップのルーツとしてその影響力は現在も続いており、どこか懐かしく、それでいて常に新しい、そしてシンプルでありながら深みのあるアレンジとミックスが新しい世代をも虜にする、時代を超えて共鳴される金字塔的な作品として聴かれ続けています。
また、アルバム『SONGS』からシングル・カットされた世紀のスタンダード・ナンバー「DOWN TOWN」の7インチ・シングル盤と、その発売の翌月にリリースされた“ナイアガラ・レコード第2弾アルバム”大滝詠一『
NIAGARA MOON』の50周年記念12インチ・アナログ盤も同じく4月23日(水)にリリースされることも決定。今回の『SONGS 50th Anniversary Edition』と『NIAGARA MOON 50th Anniversary Edition』は、単なる再発盤ではなく、彼らの音楽がもたらした時代の変革を半世紀の時を超えて再認識できる貴重で特別なアイテムとして仕上がっています。
なお今後、山下達郎50周年特設サイトにて最新情報がアップされていく予定です。