3月27日(木)東京・代官山SPACE ODDにて初来日公演が決定しているアイルランド・ダブリン出身のポストロック・バンド、マーダー・キャピタル(The Murder Capital)が、2月21日(金)発売する新作アルバム『BLINDNESS』より新曲「The Fall」をリリースしています。
2019年のデビュー・アルバム『When I Have Fears』、2023年の2ndアルバム『Gigi’s Recovery』ともに高い評価を受けたダブリンの新鋭マーダー・キャピタル。3作目となる『BLINDNESS』は、現代ハードコア、オルタナティヴを牽引するプロデューサー、ジョン・コングルトンを迎えて制作されました。「Can’t Pretend To Know」、「Words Lost Meaning」に続く先行シングル「The Fall」は、マーダー・キャピタルの持つ音の強烈さと、これから発表される新作の特徴を完璧に表現していると言える楽曲。燃え上がるようなギターと騒々しいクレッシェンドが、スリリングでカタルシスを感じさせます。
フロントマンのジェームズ・マクガヴァンは新曲「The Fall」について「俺は命令されることも、着飾ることも、抱きしめられることも、与えられることも、鞭打たれることもない」とし、「The Fall(堕落)はやってくる。The Fallは避けられない。The Fallは自己破壊ボタンに指をかけながら、もう片方の手は瞑想のポーズを保っている」とコメントしています。
ニュー・アルバム『Blindness』は、壮大でありながら勢いに満ちた作品。心の地図、そしてダブリンで結成され、現在メンバーがアイルランド各地やロンドン、ヨーロッパに散らばるバンドの地理的背景が感じられる一方で、ロサンゼルスのスタジオで3週間の短期間で録音されたことで生まれた強烈なエネルギーを放つ仕上がり。親密でありながら広がりを持ち、11曲すべてがリスナーの心を即座に掴みます。楽曲は緊張感のあるスピーディーなセッションで一気にまとめられ、その過程では緊迫感、エネルギー、新鮮さが重視されました。なお、新作アルバム『Blindness』は、BIG LOVE RECORDSにて限定ジャパン・エディションのヴァイナル・レコードの販売も予定されています。
また、マーダー・キャピタルは、12月に楽曲「Love Of Country」をサプライズ発表。この楽曲は限定7インチ・レコードおよびダウンロード版のみで、バンドの公式ウェブ・サイトまたはBandcampストアで入手可能。楽曲の売上は全額「Medical Aid For Palestinians(パレスチナ医療支援)」に寄付されます。