タイのヒップホップ・シーンにおいてOGとしてリスペクトを受けるラッパーのJUU4Eが、3月7日(金)に2作同時リリースする3rdアルバム『IS(イズ)』とミニ・アルバム『ソムタム侍GOLD』の発売を記念しレコ発ツアーを日韓合同で開催します。日本での日程は、3月23日(日)福岡・Kieth Flack、3月26日(水)大阪・ソーコアファクトリー(心斎橋)、3月30日(日)東京・新宿SPACE。そして、4月2日(水)には韓国・ソウル公演(詳細後日公開)が決定しています。
2019年10月に福岡・大阪・東京・ソウルで開催した〈JUU & OMK<ニュー・ルークトゥン>ツアー〉からはや5年。タイ日交流の深い縁が発展し、アジアンHIP HOP/ADMの物心両面のクロスオーヴァーを成し遂げたエポックな傑作『
ニュー・ルークトゥン』で幸せな時を過ごしていたのも束の間、コロナ・パンデミックの影響でクラブやライヴハウスなど交流の場が制限、また、消失する状況に。そんな中『馬鹿世界』(2021年)を発表したJUU4Eは、Soi48のイベントにリモート配信で出演するなど画面越しの交歓も行なってきました。
そして、遂に東アジアを連結する復活の“のろし”が再びJUU4Eの「人間力」によって打ち上げられます。3月7日(金)にリリースされる新作アルバム『IS』はコロナ禍を越えた我々にとっての福音書であり、死から再生そして復活からその先へのヴィジョンが綴られた作品。アップテンポのジャージークラブ、ドラムンベース、ドリルといったグローバルのトレンド・ビートに、タイの伝統楽器であるケーンのループや仏教の世界観に基づく歌詞が混然一体となった前半収録曲、最後の13曲目、Dm7とEmを繰り返すワンドロップ・チューン「混乱」の歌詞など、悟りと踊りが詰まった内容に。JUU4Eは「『イズ』にはコロナを乗り越えてみんながまた集まる楽しさを取り戻せた喜びの感情を内蔵している」という。本当にその通り。爆音でプレイしてパーティーをまたスタートさせよう!」とコメントしています。
また、本ツアーには、JUU4Eと師弟関係を結び一緒に活動する歌手でラッパーのG.Jee改めGJP(ジージェイピー)もともに来日。ア
ルバム『ニュー・ルークトゥン』を連名で発表しタイ国外デビューし、
stillichimiyaのYoung-Gと共同プロデュースでソロ作を発表、そのライヴアクトは定評があります。日本の女性ファンも多いという彼女のパフォーマンスにも期待が高まります。