ジェフ・パーカーが、ジョシュ・ジョンソンらとともにその名を冠したカルテットで発表した『THE WAY OUT OF EASY』や、ジョシュ・ジョンソンも参加するSMLが2夜連続で即興演奏を行ない『Small Medium Large』として発表するなど、すでに閉店してしまったものの注目を浴びる伝説的ライヴハウス「ETA」。本作も、そこでのライヴ・セッションをもとに作られており、上記2作にも通じる至高のLAアンビエント・ジャズ・アルバムに。アルバムからは収録曲「Frica」が先行公開されています。
このアルバムを発売するレーベル「rings」のプロデューサー、原雅明は「グレゴリー・ユールマンのギター、ジョシュ・ジョンソンのサックス、サム・ウィルクスのベースによるトリオは、室内楽とアンビエントの間を揺れ動き、エレクトリックにもアコースティックにも聴こえるアンサンブルを生んでいる。『Music for Saxofone and Bass Guitar』、Duffy x Uhlmann、ETA IVtet、SML……繊細なテクスチャーと美しいアレンジ、絶妙なインプロヴィゼーションが織りなす一連の流れに、また一つ魅力的な音楽が加わった。『The Fool on the Hill』のカヴァーから始まったという素敵なストーリーを持つトリオでもある」とコメントしています。