福岡を拠点とする10代の3ピース・バンド、奏人心が、ニュー・シングル「007-Live at Utero,Fukuoka,Japan,2024(Bootleg)」を2月26日(水)に配信リリース。
奏人心は永松有斗夢(vo,b)、山路あげは(g,vo)、今橋一翔(ds)からなる3ピース・バンド。結成半年後に九州朝日放送『高校生のじかん』で特集され、同番組のテーマ曲に抜擢。番組のフェス〈ハイスク祭のじかん〉JR九州ホールにも出演し、さらには
石橋凌が審査委員長を務める福岡県高校軽音新人コンテストでグランプリを受賞。昨年11月に、4曲入り499円のCD『SEARCH感受YOUTH』でインディ・デビューを果たしています。
バンド活動の全てがライヴと直結し、多い時は3日に一度、ライヴを行なっている奏人心の初のライヴ音源。しかも正規のライヴ・レコーディングではなく、ライヴ会場である福岡「Utero」で鳴っている音そのままをiPhoneで録音した無修正ライヴ。彼らの持ち味である、激しく吹き荒れる突風のようなサウンドが体感できる音源。リリースに際にメンバーからはセルフライナーノーツが到着しています。
[セルフライナーノーツ]バンッ!と頭の中で銃声のような衝撃音が走る。
何度も何度も撃たれて溝落ちにボディブローを決め込まれたボクサーみたいに倒れ込んで動けなくなる。
冷や汗をかきながら震える手で鳴らしたギターの音と頭の中に残る衝撃音が混じり合って破裂する。
あの衝撃音に撃たれたのはいつもここだった。――奏人心