9月にはタイラー・ザ・クリエイターの世界ツアーで来日することが発表されているLA出身の2人組、パリス・テキサス（Paris Texas）が、2月21日に発表されたEP『They Left Me With The Sword』のわずか1週間後にニューEP『They Left Me With A Gun』を発表。最新ミュージック・ビデオが3月7日より公開されています。

　『They Left Me With The Sword』の続編となる本EPでは、前作とは異なる方向性のサウンドを展開。前作『“Sword”』が滑らかに弧を描くようなサウンドだったのに対し、この『“Gun”』では、その予想を裏切り予測不可能な荒々しく実験的なサウンドの6曲が収録されています。

　また、『They Left Me With A Gun』のMVは、前作のEP『They Left Me With The Sword』のMVと対を成し、これをもって2つのアンソロジー・プロジェクトのストーリーは完結するとのこと。これらのビデオは、メンバーのルイ・パステルとフェリックス、ダン・ストレイト（チャーリーXCX、ブロックハンプトン、エイサップ・ロッキー）によって共作され、ダンは両EPのヴィジュアル監督も務めています。

　2枚のEPは、パリス・テキサスにとってキャリア史上最大規模のツアーである、タイラー・ザ・クリエイターの〈クロマコピア：ザ・ワールド・ツアー〉をリル・ヨッティらと行なっており、地元ロサンゼルスのCrypto.comアリーナでは6回をソールドアウトに。このあとアメリカ東海岸へと向かい、更に北米を縦断し、イギリス、ヨーロッパ、オーストラリアとニュージーランド、そして日本にも上陸します。








Photo by Zhamak Fullad