デジタルプロダクションとオーガニックな音楽の融合で人気を博し、〈FUJI ROCK FESTIVAL 2025〉での初来日も話題となっているバリー・キャント・スウィム（Barry Can't Swim）が、新作アルバム『Loner』を7月11日（金）に「ニンジャ・チューン」よりリリースすることを発表。発売に先駆けて、アルバムより2ndシングル「Different」が公開されました。

　クラブで流すのにぴったりの「Different」は、聴くだけでエレクトロニック・サウンドが生み出す多幸感にのみ込まれるような一曲。スコットランドはエディンバラ出身のプロデューサーによるエネルギッシュで謎めいたパフォーマンスの中でも、ファンに愛される定番トラックに仕上がっています。

　アルバム『Loner』は全編を通して、バリー・キャント・スウィムが自ら置かれた世界を模索し、探求していく姿を描いたもの。彼自身とリスナーに深い問いを投げかける、非常にパーソナルな内容で、世界的成功を経て生まれた作品でありながら、あくまで彼の原点に根ざし、一人の人間としての地に足の着いた姿勢を示すと同時に常に進化し続けるアーティストとしての姿も映し出しています。

　バリーは『Loner』について「もし僕の最初のアルバムが、僕が育ってきた中で愛して影響を受けた音楽のコラージュだったとしたら、このアルバムはこの1年間の自分自身と人生をありのままに表現した、最もオーセンティックな作品だと言える」と語っています。

　アルバム発表に先立ち、3月11日に突如リリースされた「The Person You’d Like To Be」は『Loner』のオープニングトラックとなり、その他は、カリ・ウチスのヴォーカルをサンプリングした「Still Riding」やディスコ寄りの「Chosen」、そしてクラブミュージックの超越的な力を感じさせる「About To Begin」などを収録。また予想を裏切る瞬間もあり、例えば「Cars Pass By Like Childhood Sweethearts」や「Marriage」といった、郷愁を誘うエモーショナルなトラックも収められています。

　『Loner』の国内盤CDには、ボーナストラックが追加収録され、解説書と歌詞対訳が封入。その他、通常盤LP（ブラック・ヴァイナル）、限定LP（ゴールド・アンド・レッド・インクスポット・ヴァイナル）、タワーレコード限定LP（ゴールド・ヴァイナル）、デジタル / ストリーミングでリリースされます。




Barry Can’t Swim press shot by Rory Dewar