今月20日から22日までの3日間、独・ベルリンのベルリン・フィルハーモニーメインホールで開催される
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団定期公演に出演するヴァイオリニストのHimariが、デッカ・クラシックスと独占契約しました。Himariは現在13歳。名門レーベル、デッカ・クラシックスにとって史上最年少の女性アーティストとなりました。
Himariはデッカ・クラシックスからのデビューEPを5月23日(金)に発表する予定。それに先駆け、
フランツ・ワックスマンの「カルメン幻想曲」と
エイミー・ビーチの「ロマンス」の2曲が先行配信され、3月18日(火)より「カルメン幻想曲」の配信がスタートしています。
今回の契約について、Himariは「デッカ・クラシックスと契約できて、とても嬉しいです。録音を通じて、私の演奏を楽しんでいただけることを願っています!」とコメント。デッカ・クラシックスのレーベル・ディレクター、ドミニク・ファイフは「デビュー・アーティストとの契約はいつも心躍る瞬間ですが、Himariにはまさに時代を越える才能があると言えましょう。技術的に恐れを知らず、純粋さ、音楽性、そしてどの世代にも響く気質を持ち備えています。Himariには彼女にしかない“声”があります。デッカ・クラシックスは彼女を一員として迎え入れたことを歓迎し、世界中のオーディエンスに彼女の音楽を届けられることを大変嬉しく思っております」、デッカ・レコードの共同社長であるローラ・モンクスとトム・ルイスは「世界中のコンサートホールが驚きに包まれています。Himariの卓越した技術と音楽的才能、そして何より彼女の若さを考えると、その才能はまさに驚異的と言うほかありません」とそれぞれ語っています。
Photo by Meredith Truax