俳優歴20年を超える中冨杏子が「桜色リップクリーム」で歌手デビュー。メジャー・デビューとなる同曲は3月21日(金)に配信リリース、同時にミュージック・ビデオがYouTubeにて公開されています。
中冨は、地元福岡で10歳から舞台俳優として俳優業をスタート。20歳で上京し、舞台・テレビ・配信など多方面で活躍しており、コロナ禍の2020年にZoomを使用したオンライン演劇『オンラインノミ』の出演で話題となった後は、東海テレビ・フジテレビ系ドラマ『最高のオバハン中島ハルコ』やテレビ朝日ドラマプレミアム『黄金の刻』にも出演。また、2023年からは日本全国にカラオケの楽しさを発信する「DAM★ともイメージキャラクター」を務めています。
デビュー曲「桜色リップクリーム」は、
原田悠里「
津軽の花」をはじめ、
北島三郎や
氷川きよしなど数々のアーティストの楽曲を手がけてきた麻こよみが作詞を担当。作曲は
AKB48「365日の紙飛行機」を手がけた青葉紘季による初タッグ作品で、切なくもピュアな女心を軽やかでどこか懐かしいメロディ・ラインで表現しており、春の訪れとともに“新しい自分”へと踏み出す背中をそっと押してくれる一曲となっています。
歌手デビューが決まった時の心境について、中冨は「驚きと喜びが入り混じった、不思議な感覚でした!」と振り返り、「以前、地元・福岡でダンスボーカルユニットとして活動していたことはありますが、ソロでのレコーディングは人生初でした。そのため、不安やプレッシャーもかなり大きかったのですが、そのプレッシャーこそが大きなバネとなり、自分を突き動かしてくれたように感じました」と語っています。楽曲の注目ポイントについては、「女の子らしい歌詞と、どこか懐かしさを感じるメロディーです!」とコメント。「可愛らしさや、ちょっとした寂しさ、強がりが混ざった歌詞と、80年代〜90年代のアイドルっぽい雰囲気のあるレトロでキャッチーなメロディーがとても可愛いので、ぜひたくさん聴いてください!」とアピールしています。
さらに、ジャケットとミュージック・ビデオは、
ゲスの極み乙女のジャケット・デザインを手がけ、最近ではクリエイター・ユニットotsumamiのアートワークも担当しているイラストレーター福井伸実が制作。俳優としての注目度上昇とともに、豪華制作陣が集結したデビュー曲にも注目が集まりそうです。