米ニューヨークにてジャズベース奏者として活動する山村勇樹のデビュー・リーダー・アルバム作品『View of 124』が、米〈Global Music Awards〉(グローバルミュージックアワード)にて作曲家部門、グループ部門の2部門でシルバー・アワードを受賞しました。
〈Global Music Awards〉は、音楽業界の優れたアーティスト、作曲家、プロデューサー、パフォーマーなどを表彰する国際的な音楽賞です。この賞は音楽の多様性を祝うために世界中から参加者を募り、さまざまなジャンルの音楽を評価します。
〈Global Music Awards〉は音楽業界での認知を高めるための機会として、多くのアーティストに注目されています。受賞者はパフォーマンス、アルバム、シングル、作曲、プロデュースなど、様々なカテゴリーで表彰されます。アワードはその年の音楽的なトレンドや革新を反映した形で決定されています。
『View of 124』は、ニューヨークで現地ミュージシャン達と培った技術、経験と海外生活、一時帰国を経て感じた日本人としてのアイデンティティの両立を意識し制作に臨み、それらがブレンドされたジャズサウンドに仕上がっています。
本作は山村の記念すべき初リーダー作で、収録全9曲は山村のオリジナル楽曲、ニューヨークにて録音。収録曲はすべて山村本人が作曲したオリジナル作品であり、2018年から2023年の間にジャンルレスに録り貯められたデモトラック約300曲(自身のInstagramにて公開中)の中からピアノトリオのために再構築。共にニューヨークで活動し受賞歴などで作編曲にも定評のあるジャズピアニスト
又賀純一郎がプロデュースと共同アレンジを務め、山村と共に楽曲に新たな命を吹き込みました。
バンドのアンサンブルが見事な「early summer」、NYで体感したアジア街の雰囲気、日本への郷愁を曲にしたという「Oriental waltz」、7拍子を自然に聴かせる事を念頭に作曲し、命の尊さに感銘を受けてタイトルを付けた「birth」の3曲が各種ストリーミングで先行配信中。
2024年3月にニューヨーク、ブルックリンにあるAcoustic Recordingにて録音。メンバーはニューヨークで活動しリーダー作『
Sketches』がジャズ界の巨匠ベーシスト、
ロン・カーターからも高く評価されたジャズピアニスト又賀純一郎、同じくニューヨークで活動し米著名ドラマー
Questloveとの共演歴もあるドラマー
永山洋輔。
レコーディングはグラミー賞ラテン部門を受賞した
アルトゥーロ・オファリル&ラテン・ジャズ・オーケストラでエンジニアを務めるPeter Karlが努め、ミキシング、マスタリングは
ゴンサロ・ルバルカバのアルバムでグラミー賞を受賞し、ピアニスト
小曽根真のエンジニアも担当するAkihiro Nishimuraが務めています。