1969年に
マンフレート・アイヒャーがドイツ・ミュンヘンで創設し、
キース・ジャレット、
パット・メセニー、
チック・コリアをはじめ、
アルヴォ・ぺルト、
アンドラーシュ・シフなどの数々の名盤を生んできたヨーロッパを代表する名門レコード・レーベル、ECM。
2024年12月、レーベルの創立55周年を記念し日本初のエキシビション「Ambience of ECM」が東京「kudan house」にて開催され好評を博しました。そして同エキシビションが5月8日(木)から11日(日)にかけて京都の「京都新聞社大原山荘」で開催されることが決定。
「Ambience of ECM」は“The Most Beautiful Sound Next To Silence(沈黙の次に美しい音)”をコンセプトとするECMのサウンドを、環境の響きで楽しむプロジェクト。多彩で広大なECMの世界を、大原山荘の広大な日本庭園、山荘の和室、ガレージなどの建築に合わせて選曲。環境に合わせてオーディオシステムも選定することで、全く異なるリスニング体験を提供します。
選曲を手がけたのは、
岸田繁、
三浦透子、
岡田拓郎、SHeLTeR ECM FIELD(Yoshio + Keisei)、原雅明というECMを深く愛する5組。そして、ミュンヘンから輸入されたECMレコードが保有する貴重なポスターアートが特別展示され、耳と目の両方でECMの世界を堪能できます。
さらに期間中、ドキュメンタリー映画『ミュージック・フォー・ブラック・ピジョン――ジャズが生まれる瞬間――』の特別上映&トークや、
くるり・岸田繁の企画「岸田繁アンバサード・ストリングス」による、ECM NEW SERIESに収録されているクラシック曲を演奏する弦楽コンサートも開催されます。