2006/08/21掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
93年に
頭脳警察の
PANTAと
鈴木慶一が結成した伝説のユニット
“P.K.O”のライヴ盤が13年の歳月を経て、アルバム
『P.K.O LIVE IN JAPAN』(HYCA-4008〜9 \3,800(税込))として10月25日にリリースされることが決定しました。
“P.K.O”はパンタ・ケイイチ・オーガニゼーションの略で結成当時話題となっていた国連による平和維持活動(Peace Keeping Operation)の略語にひっかけたシニカルな命名で、
はちみつぱい〜
ムーンライダーズにおいて常に先鋭的な現役ロック・バンドのフロント・マンとして活躍する鈴木慶一と日本語ロックのパイオニア頭脳警察のパンタのユニットとして当時「これ以上ないユニット名」と話題になったことも。
PANTAは鈴木慶一がプロデュースし、二人の出会いのきっかけとなったアルバム
『マラッカ』(写真)をリリースした
“パンタ&ハル”時代のレパートリーを中心に、鈴木慶一は当時のムーンライダーズの最新曲や代表曲を演奏。そのほかになんとお互いにヴォーカルを交換した演奏も披露され、ファンの間では語り草となっているクラブチッタ川崎(93年)と新宿パワーステーション(94年)でのライヴの貴重な音源をまとめた2枚組アルバムとなっているとのこと。ムーンライダーズ結成30周年を記念してリリースされる、まさかの最強ユニットの名演集ですが、“日本語ロック”の歴史上大きな意義を持つ作品であることは間違いありません。