2006/10/12掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
90年代に
ペイヴメントや
ゴッド・イズ・マイ・コ-パイロットとともにローファイ・ミュージックを世にもたらしたバンド、
セバドーが、昨年11月にリマスター再発された
『III』(写真)から
『Bubble and Scrape』期のメンバーで来年2月にツアーを行なうとバンドの中心人物であるルー・バーロウが自身のホームページで明らかにしました。
セバドーはルーが
The Folk Implosionでの活動に力を注ぎだしたこともあり、99年にリリースした
『The Sebadoh』のツアーを終了を機に2000年に一度活動を休止。2003年末に活動休止前のメンバーで2度ライヴを行なっていますが、今回はルーのダイナソーJR脱退以前より、ともに宅録を行い、セバドーの礎を築いたエリック・ギャフニー(93年『Bubble and Scrape』を最後に脱退)と、ジェイソン・ローウェンステインとともに活動を再開、2007年2月25日から4月7日までツアーを行うとのこと。ツアーの日程や開催地などの詳細、はたまた新音源のリリースなどは明らかにされていません。
そしてもうひとつルーからのビッグ・ニュース!再結成
ダイナソーJRのニュー・アルバムも
Jマスシスのスタジオで、あとはJのギターなどを残すのみで“ほぼ完成”。2007年春にはリリースしツアーも予定、このアルバムにルーの曲は2曲収録されるとのこと。こちらは改めて発売が決定次第お伝えいたします。
セバドーの作品群の中でも特にルー・バーロウの持つ、つたなく繊細なフォーキーさとエリックがもたらしていた、エキセントリックでサイケなノイズ・ロック・サウンドが絶妙にミックスし、永遠のスプリット名盤
『Sebadoh vs. Helmet』にトバされたリスナーが続出した、まさに黄金期とも言える時期のメンバーでの再始動は嬉しく目が離せません!