2006/10/26掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
ロニー・ジェイムス・ディオ(vo)、
トニー・アイオミ(g)、ギーザー・バトラー(b)、ビル・ウォード(ds)というラインアップの復活が正式に発表され、2007年初頭からツアーを行なうことになりました。これはもちろん、ヘヴィ・メタル史上に残る傑作『ヘヴン・アンド・ヘル』(写真・80年)を制作した際の
ブラック・サバスと同じ編成。ただし今回の再結成ではサバスの名前は使わず、“Heaven and Hell”という名義で活動するとしています。
このウワサは、サバスの新たなボックス・セットのためにロニーとトニーが新曲を作ることになったため、昨年から頻繁に囁かれていました。さらに、今年の9月末にはスペインのウェブ・マガジンが“再結成し、来年夏にいくつかのフェスティヴァルに出演する”との情報を掲載。その真偽に注目が集まることになります。今回の発表によると、複数のプロモーターからアプローチがあったことにより、真剣に再結成について話しはじめ、決定に至ったとのこと。ツアーの日程などはまだ発表されていませんが、ファンは来日公演の実現に期待しましょう。
なお、
オジー・オズボーン側はこの件に関して「ブラック・サバスとは無関係」とし、「ブラック・サバスはひとつだけ。オジー、トニー、ギーザーとビルは新しいブラック・サバスのアルバムを携えて、来年の終わりにツアーを行なう。しかしながら、オジーはロニーとトニーによるプロジェクトの大きな成功を祈っている」とのコメントを発表しています。