今年6月、日本でも公開されて大きな話題を呼んだドキュメンタリー映画『メタル ヘッドバンガーズ・ジャーニー』がDVD化されることになりました。国内盤（写真・ASBY-3668 税込\4,410）は2007年1月26日の発売予定です。

　タイトルからもわかる通り、この作品はヘヴィ・メタルを題材にした映画。生粋のメタル・ファンである監督のサム・ダンが、“なぜヘヴィ・メタルは嫌われるのか”という疑問から世界中を廻り、さまざまなミュージシャンのインタビューを交えながらシーンを分析するという内容です。インタビューに登場するアーティストは、ロニー・ジェイムス・ディオ（ディオ）、トニー・アイオミ（ブラック・サバス）のような大ベテランから、鋭い観察眼を持つブルース・ディッキンソン（アイアン・メイデン）やディー・スナイダー（トゥイステッド・シスター）、比較的若い世代のスリップノットやロブ・ゾンビまで多種多彩。彼らが興味深いコメントを披露しています。

　今回のDVDは2枚組仕様となっており、Disc-1には映画本編を、そしてDisc-2にはさまざまな特典映像を収録。そのDisc-2では、監督が来日した際の映像、ラウドネスの二井原実をはじめとする、日本のシーンで活躍する面々と監督の対談、そして本編では少ないカットに終わってしまった、ノルウェーのブラック・メタルを捉えたドキュメンタリーを楽しむことができます。また、特典としてメタル系譜図が封入されるとのことです。

　なお、サムはすでに次作の制作に取り掛かっており、先日開催されたLOUD PARKの様子も撮影したとか。会場でカメラに収まった方もいるのでは？