スティーヴ・ヒレッジによる英国のベテラン・テクノ・ユニット、システム7（System 7）が手塚治虫の名作「火の鳥」のメッセージにインスパイアされたニュー・アルバムをリリース！　『Phoenix』と題し、今秋に発売します。

　今回の企画は、「鉄腕アトム」生誕にあわせたテクノ系アーティストによるトリビュート・アルバム『Electric-Brain feat. Astroboy』をプロデュースするなど、テクノにも造詣が深い、手塚治虫の長女・手塚るみ子のコーディネイトのもとで実現したもの。さまざまな手法を用いて、時間と空間の移動、生と死そして再生など、「火の鳥」が放つメッセージの音像化を試みています。

　アルバムにはゲスト・ミュージシャンとして、スティーヴ・ヒレッジの息子や、ジャム＆スプーンのJam El Mar、ゴングのデヴィッド・アレン、イート・スタティックらに加え、日本からはクラムボンのミトも参加。発売は英国にて11月5日に予定されています。

　また、アルバム・リリースに先駆けて、8月22日には、アルバムのキラー・トラック「HINOTORI」が限定盤マキシ・シングル(WKYCD-015　\1,200(税込)・写真)として日本発売されます。シングルにはそのほか、システム7のもうひとつの顔MIRROR SYSTEMと、プラスティック・マンことリッチー・ホウティンによるレア・リミックス音源も収められるということで、非常に貴重な作品となりそうです。

　
　なお、システム7は、8月と10月に“SYSTEM7 "PHOENIX" TOUR' 07”と題した日本ツアーを行なう予定。アルバム発売前に新曲をいち早く体験できる場となりそうですので、ファンならぜひ参加を！