2007/08/27掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
アメリカ南部を舞台に
サミュエル・L.ジャクソン、
クリスティーナ・リッチ、
ジャスティン・ティンバーレイクらがそれぞれ心に深い闇をたたえた人々を演じる話題のブルース・ムービー『ブラック・スネーク・モーン』が、9月1日(土)より渋谷シネ・アミューズにて公開されます。
この映画はメンフィスを舞台に老ブルース・マンが、道端で行き倒れている半裸の女性と出会い、彼女を救おうとするストーリー。クリスティーナ・リッチが半裸で鎖につながれている……という衝撃的な劇中のビジュアルが多くの人々の注目を集めていることも事実ですが、伝説のブルース・マン、
ブラインド・レモン・ジェファーソンの曲からタイトルを取ったというこの映画の鑑賞後には、なまめかしくもつややかで物悲しいブルースの魅力に憑りつかれてしまうことでしょう。
この映画のためにサミュエル・L・ジャクソンは半年間にわたって1日6〜7時間ギターの練習に取り組み、クリスティーナ・リッチは、プラスティック製のものを拒否して、18キロもある鉄の鎖を実際に身にまとい撮影に挑んだとか。実際に映画の舞台となったメンフィス出身のジャスティン・ティンバーレイクがこの作品でみせた青年の心に巣食った闇そのものとも言える虚ろな演技にも注目です!