2007/11/02掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
2010年のニッポン放送、ラジオ業界の危機を救うべく新番組のパーソナリティに起用されたのは、アンドロイドの「MAICO」だった……。1998年製作のTVアニメ『アンドロイド・アナ MAICO 2010』が全話収録のDVD-BOXとして再発。ポニーキャニオンの廉価再発シリーズ“ぽにきゃん@アーカイブ”の一環で、税込12,600円という低価格で発売されます。
『アンドロイド・アナ MAICO 2010』は、ニッポン放送製作のラジオ・ドラマをベースにしたアニメ作品。1998年4月から9月にかけて、WOWOWのノンスクランブル枠「アニメコンプレックス」内にて全24話が放送されています。
今回のDVD-BOX
『アンドロイド・アナ MAICO 2010 DVD-BOX』(PCBG-60031)は、99年に全6巻発売された単品DVD(計36,540円)から23,940円もプライスダウンした、かなりお買い得な価格設定となっています。
一筋縄ではいかない癖のあるスタッフたちとアンドロイドのパーソナリティが巻き起こす騒動を、ふたたびDVD作品として楽しんでみてはいかがでしょうか?
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『アンドロイド・アナ MAICO 2010 DVD-BOX』(PCBG-60031 税込12,600円)
≪ストーリー≫
15年間人生相談番組を担当していたディレクター“松つぁん”は苛立っていた。新企画番組の放送二時間前に突如、担当をしろと呼び出されたからだ。しかも放送三十分前だというのに松つぁん以外だれもいない。
徹底して無口な、ベテラン音響効果マンの梅さんが現れ、続いて厭世的でクールなイズミちゃん、ADの伝助が遅れてどたどたと入ってくる。松つぁんの一撃を喰らう伝助。放送作家のスガちゃんが台本を持ってくる。番組のタイトルは「とびだせMAICO2010」
……MAICO。だれも知らないこのパーソナリティは、なんとニッポン放送所属のアンドロイドだというのだ! 驚く一同。そこに、チーフディレクターの小田利マスダマス良子が登場し、これはいいかげんな番組ではなく、社運をかけた企画なのだと説明する。荷車に乗った棺おけのようなボックスが運び込まれ、その中にはかわいらしいMAICOが起動前の状態でしまってある……。
時はまさに放送10分前。しかし、MAICOはまだ未完成だと言う。寄せ集めスタッフと前代未聞のアンドロイド・アナの初放送はいったいどうなるのだろうか……。
≪音声≫
1 主音声 ステレオ(日本語)
2 副音声(BGMとSE聞けますトラック) ステレオ
≪スタッフ≫
原作:ニッポン放送/清水としみつ(少年画報社「ヤングキング」連載)
監督:舛成孝二
シリーズ構成:ますなりこうじ&スタジオオルフェ
キャラクターデザイン/総作画監督:石倉敬一
美術監督:中村光毅
色彩設定:伊藤純子
撮影監督:川田敏寛
音響監督:菊田浩巳
音楽:船山基紀
アニメーション制作:グループ・タック/あにまる屋
制作:アニメイトフィルム
製作:ポニーキャニオン/ニッポン放送/ムービック
≪キャスト≫
MAICO:
丹下桜 マスダマス:
緒方恵美 伝助:
置鮎龍太郎 松:
古澤徹 カッチン:
小形満 スガ:
成田剣 イズミ:
高森奈緒オープニング・ナレーション:垣花正
(c) ニッポン放送・清水としみつ/ポニーキャニオン・ムービック
※イラストはイメージです