90年代を代表するヘヴィ・メタル・バンドのひとつ、フィンランドの
ストラトヴァリウス(Stratovarius)。以前からバンド内の不和が囁かれていた彼らですが、ついにギタリスト、
ティモ・トルキがステートメントを発表。正式に解散が表明されました。
ストラトヴァリウスは1984年、ヘルシンキで結成。華麗なテクニックとアンサンブル、勇壮かつポップ・センスも兼ね備えた楽曲で、ヨーロッパ、南米、日本を中心にカリズマティックな人気を誇ったメロディック・ヘヴィ・メタル・バンド。同郷の
チルドレン・オブ・ボドム等、多くの後続にもにも影響を及ぼしました。(写真は2000年リリースのアルバム
『インフィニット』)
ステートメントの中でティモ・トルキは“バンドではあったが友達ではなかった”と語っており、寂しい気持ちにさせられます。
なお、ティモ・トルキは現在
サンダーストーン、45 DEGREE WOMANのメンバーと共に新バンドREVOLUTION RENAISSANCEを始動中。マイケル・キスク(
ハロウィン)やトビアス・サメット(
エドガイ)をゲスト・ヴォーカルに迎えたアルバムを今夏リリース予定です。